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山口和彦 (政治家)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
山口和彦
やまぐち かずひこ
生年月日 1951年12月15日
出生地 日本の旗 日本 千葉県勝浦市
没年月日 (2011-06-12) 2011年6月12日(59歳没)
死没地 日本の旗 日本 千葉県鴨川市
出身校 玉川大学文学部卒業
前職 中学校教員
所属政党 無所属
称号 正七位
瑞宝双光章
親族 父・山口吉暉(勝浦市長)

当選回数 1回
在任期間 2011年3月13日 - 2011年6月12日
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山口 和彦(やまぐち かずひこ、1951年12月15日[1] - 2011年6月12日)は、日本政治家千葉県勝浦市長(1期)。

来歴

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現在の千葉県勝浦市出身[2]玉川大学文学部[2]。35年間の中学校の教員や校長生活を経て[3]2011年2月の勝浦市長選挙に無所属で立候補し、元市議ら3人を破って初当選する[3][4]

市長就任直前の3月11日東日本大震災が発生したが、勝浦市の被害は殆どなかったという[2]。市長就任後のインタビューで観光客を呼び起こすための駐車場不足の解消や、保育所の土日開所、医療費無料化の中学3年生までの延長などに意欲を見せた[2]

しかし、4月中旬から咳が止まらないことなどから5月7日に入院し、9日から公務から離れ、市は病状は重症肺炎だと発表した。6月3日に副市長の猿田寿男を職務代理者に置いていたが、同月11日夜に容態が急変、当選から僅か約4か月後となる翌12日午前4時50分頃に肺大細胞癌のため鴨川市の病院で死去、59歳[5][6][7][8]

死没日をもって瑞宝双光章追贈、正七位に叙される[9]

親族

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脚注

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  1. ^ 『現代物故者事典 2009~2011』639頁。
  2. ^ a b c d DEBUT 首長 千葉県勝浦市長 山口和彦氏 日経グローカル No.171 2011. 5.22022年4月20日閲覧。
  3. ^ a b 勝浦市長に山口氏初当選 「父の仕事やり遂げる」|千葉日報オンライン 2011年2月15日2022年4月20日閲覧。
  4. ^ 勝浦市長選挙 - 2011年02月13日投票 | 千葉県勝浦市”. 選挙ドットコム. 2023年12月19日閲覧。
  5. ^ “勝浦市の山口和彦市長が死去”. 産経新聞. (2011年6月12日). オリジナルの2011年6月16日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20110616155132/http://sankei.jp.msn.com/region/news/110612/chb11061219170003-n1.htm 2022年4月25日閲覧。 
  6. ^ “勝浦市長死去 「志半ばで残念」 猿田副市長、選管に報告”. 東京新聞. (2011年6月14日). オリジナルの2011年6月16日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20110616121046/http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20110614/CK2011061402000042.html 2022年4月25日閲覧。 
  7. ^ “千葉・勝浦市長の山口和彦さん死去 2月に初当選”. 朝日新聞. (2011年6月12日). オリジナルの2011年6月16日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20110804040926/http://www.asahi.com/obituaries/update/0612/TKY201106120180.html 2022年4月25日閲覧。 
  8. ^ a b “4月中旬に体調崩す…がん死の勝浦市長”. 読売新聞. (2011年6月14日). オリジナルの2011年6月17日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20110617084351/http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110614-OYT1T00363.htm 2022年4月25日閲覧。 
  9. ^ 『官報』第5599号9頁 平成23年7月19日号

参考文献

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