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山下良則

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

山下 良則(やました よしのり、1957年8月22日 - )は、日本技術者実業家リコー代表取締役会長、経済同友会副代表幹事。

人物・経歴

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兵庫県加西市出身[1]兵庫県立北条高等学校を経て[2]、1980年広島大学工学部卒業、リコー入社。資材部で部品調達などに当たる。1995年から2002年英国駐在。2008年Ricoh Electronics, Inc.(米国カリフォルニア)社長[3]。2010年グループ執行役員。2011年常務執行役員。2011年総合経営企画室長。2012年取締役専務執行役員。2016年取締役副社長執行役員。2017年から代表取締役社長[4]を務め、複写機需要の低迷が続く中、2017年をリコーが成長を実現するための「再起動」のフェーズとし、前例にとらわれない構造改革による体質強化をはかった[5]。同年、リコーのインド子会社の不正会計による損出発生に伴い、山下を含む5人の役員が報酬を返上した[6]。その後、社外取締役を過半数にするなどコーポレートガバナンスを強化[7]。2017年4 月に日本企業として初めてRE100[8]に加盟し、脱炭素社会の実現に向けた取り組みを加速。2020 年11 月には日経SDGs 経営大賞を受賞[9]。また、働き方改革[10]やアクセレータープログラムなど自律型人材の活躍に向けた様々な施策を展開[11]。2018年ビジネス機械・情報システム産業協会会長[12]。2021年経済同友会副代表幹事[13]日本気候リーダーズ・パートナーシップ共同代表[14]。2023年代表取締役会長[15]

脚注

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  1. ^ 構造改革にメド、″現場主義″のリコー次期社長のミッションとは? 2017年1月27日 19時36分 マイナビニュース
  2. ^ 懐かしい仲間に会えた1日(*^^*)
  3. ^ 日本経済新聞 2021年1月4日~1月8日夕刊『こころの玉手箱』
  4. ^ 代表取締役 社長執行役員 交代のお知らせリコー
  5. ^ リコーが目指す、"再起動"からの「挑戦」 プラスデジタル 2018.02.07
  6. ^ リコー、インドで損失最大365億円 子会社支援打ち切り”. 日本経済新聞 (2017年10月27日). 2022年11月27日閲覧。
  7. ^ 株式会社リコー 第122回定時株主総会招集ご通知 17ページ目 第4号議案 取締役8名専任の件”. 株式会社リコー. 2024年5月15日閲覧。
  8. ^ Company, The Asahi Shimbun. “RE100とは? 企業の取り組み事例や加盟のメリット、条件を紹介”. SDGs ACTION. 2024年5月15日閲覧。
  9. ^ 第2回日経SDGs経営大賞、リコーなど4社表彰”. 日本経済新聞 (2020年11月25日). 2024年5月15日閲覧。
  10. ^ 週刊BCN+. “リコー、在宅勤務などリモートワークを新しい働き方として標準化”. 週刊BCN+. 2024年5月15日閲覧。
  11. ^ リコー、統合型アクセラレータープログラム「TRIBUS(トライバス) 2022」のスタートアップピッチコンテストを開催 - 日本経済新聞”. 日本経済新聞 電子版. 2024年5月15日閲覧。
  12. ^ 歴代会長ビジネス機械・情報システム産業協会。2024年5月15日閲覧
  13. ^ 役員紹介 経済同友会 2024年5月15日閲覧
  14. ^ 共同代表に新たに山下良則 リコー社長・CEOと今井雅則 戸田建設会長が就任しました。 | JCLP”. 日本気候リーダーズ・パートナーシップ. 2024年5月15日閲覧。
  15. ^ 代表取締役の異動に関するお知らせ | リコーグループ 企業・IR | リコー”. jp.ricoh.com. 2023年1月30日閲覧。
先代
三浦善司
リコー社長
2017年 - 2023年予定
次代
大山晃
先代
碓井稔
ビジネス機械・情報システム産業協会会長
2018年 - 2020年
次代
池田隆之