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尼子勝吉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

尼子 勝吉[1](あまこ かつきち、1884年明治17年)12月23日[2] - 没年不明)は、日本商人(醤油商)[3]醤油醸造家[4]、広島県醤油同業組合長[5]、広島県多額納税者[6][7][8]実業家備南銀行取締役[7][8][9]

人物

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広島県広島市出身。先代忠蔵の長男[8][10][11]。神田吉松の兄[9]広島県立広島商業学校を卒業[1]安政3年創業の醤油醸造業を承継し[5]、傍ら銀行の重役であり県下の多額納税者に列した[7]

1926年、広島県醤油同業組合長に就任し[5]、同年に先代退隠により家督を相続した[7]1927年以来、町総代[5]1930年、備南銀行取締役に当選[5]

貴族院多額納税者議員選挙の互選資格を有した[2]。『商工資産信用録 第33回 中国四国版』によると、尼子勝吉(調査年月・1931年4月)は「職業・醤油醸造、正味身代・N、信用程度・A」である[12]

趣味は魚釣[5][10]書画骨董[7][9]。宗教は真言宗[7][9][10]。処世の信条は、穏健着実主義[5]。住所は広島市胡町[1][2][3][13][14]

家族・親族

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尼子家
親戚

脚注

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  1. ^ a b c d 『広島県誌』800 - 801頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年5月9日閲覧。
  2. ^ a b c 『全国貴族院多額納税者議員互選人名総覧』71頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2019年1月2日閲覧。
  3. ^ a b 『日本紳士録 第28版』広島ア、サ之部26頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2019年1月3日閲覧。
  4. ^ 『日本案内 正巻之中』広島県1069頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2019年1月2日閲覧。
  5. ^ a b c d e f g 『広島県紳士録 昭和8年版』75頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2019年1月2日閲覧。
  6. ^ 『日本紳士録 第37版附録 多額納税者名簿』附録 全国多額納税者 広島県64頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2019年1月2日閲覧。
  7. ^ a b c d e f g h i j k l m n 『人事興信録 第12版 上』ア144頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2019年1月2日閲覧。
  8. ^ a b c 『人事興信録 第11版 上』ア154頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2019年1月2日閲覧。
  9. ^ a b c d e f g h i 『人事興信録 第14版 上』ア117頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2019年12月1日閲覧。
  10. ^ a b c 『大衆人事録 第12版 近畿・中国・四国・九州篇』広島2頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2020年10月26日閲覧。
  11. ^ a b 『人事興信録 第3版』あ99頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2019年5月11日閲覧。
  12. ^ 『商工資産信用録 第33回 中国四国版』広島県あさ之部43頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2020年8月6日閲覧。
  13. ^ a b 『人事興信録 第6版』あ67頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2019年1月2日閲覧。
  14. ^ a b 『人事興信録 第5版』あ61頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2019年1月2日閲覧。

参考文献

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  • 人事興信所編『人事興信録 第3版』人事興信所、1903-1911年。
  • 人事興信所編『人事興信録 第5版』人事興信所、1918年。
  • 開国社編『日本案内 正巻之中』開国社、1919年。
  • 人事興信所編『人事興信録 第6版』人事興信所、1921年。
  • 交詢社編『日本紳士録 第28版』交詢社、1924年。
  • 『広島県誌』自治調査会、1932年。
  • 『商工資産信用録 第33回 中国四国版』商業興信所、1932年。
  • 『全国貴族院多額納税者議員互選人名総覧』銀行信託通信社出版部、1932年。
  • 交詢社編『日本紳士録 第37版附録 多額納税者名簿』交詢社、1933年。
  • 『広島県紳士録 昭和8年版』西日本興信所、1933年。
  • 帝国秘密探偵社『大衆人事録 第12版 近畿・中国・四国・九州篇』帝国秘密探偵社ほか、1938年。
  • 人事興信所編『人事興信録 第11版 上』人事興信所、1937-1939年。
  • 人事興信所編『人事興信録 第12版 上』人事興信所、1940年。
  • 人事興信所編『人事興信録 第14版版 上』人事興信所、1943年。