少女A (椎名もたの曲)
「少女A」 | ||||
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椎名もたの楽曲 | ||||
収録アルバム | 『生きる』 | |||
リリース | 2013年10月17日 | |||
規格 | 音楽配信 | |||
ジャンル | ボーカロイド | |||
時間 | 4分3秒 | |||
レーベル | U/M/A/A Inc. | |||
作詞者 | 椎名もた | |||
『生きる』収録順 | ||||
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音楽・音声外部リンク | |
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2013年公開の原曲 | |
2015年のアルバム収録曲 | |
2023年公開のリミックスバージョン |
「少女A」(しょうじょエー、英:Young Girl A)は、鏡音リンを用いて制作された椎名もたの楽曲。
アルバム『生きる』に収録された[1]。
概要
[編集]2013年10月17日に当時18歳の椎名もたがYouTubeやニコニコ動画などで公開した後、2015年3月4日にリリースされた椎名の3rdアルバム『生きる』にアレンジを変えたバージョンが収録された[2]。
椎名が逝去してから8年後の2023年3月9日、生前交友関係にあったシンガーソングライターのササノマリイによるリミックスである「少女A - one day After Another Remix-」が公開された[3][4]。
2024年7月14日、YouTubeにてこの曲のPVが一億回再生を突破した[5]。ボカロ曲としては、グッバイ宣言(2022年7月27日)、ECHO(2024年4月22日)に次いで3例目。また鏡音リンを使用した楽曲としては史上初の快挙となった。
海外でのヒット
[編集]2023年9月14日、「海外でヒットしている日本の楽曲ランキング」であるBillboard JapanのGlobal Japan Songs Excl. Japanにおいて同曲は8位を記録した[6](ボーカロイドを用いた楽曲、かつインディーズ・レーベルから発表された楽曲としては異例)。柴那典は本曲の世界的なヒットについて、この時期に「少女A」の音源を用いたTikTokの動画が注目を集めたことによる自然発生的なバイラルが続き、その話題性がSpotifyなど音楽配信ストリーミングサービスの再生回数にも波及したとしている[7][8]。
脚注
[編集]- ^ Inc, UMAA. “生きる”. ::UMAA Inc.::. 2024年1月6日閲覧。
- ^ Inc, UMAA. “YouTubeで1000万再生を超え、グローバルにバズを生み出している 椎名もた「少女A」のササノマリイ Remixが配信”. ::UMAA Inc.::. 2024年1月6日閲覧。
- ^ “『VRUSH UP!』シリーズより、ササノマリイによる椎名もた「少女A」のリミックスが公開 - CDJournal ニュース”. www.cdjournal.com. 2024年1月6日閲覧。
- ^ “椎名もた「少女A」リミックスをササノマリイが担当 本日3月9日より配信開始 | ササノマリイ | ソニーミュージックオフィシャルサイト”. ササノマリイ | Sony Music. 2024年1月6日閲覧。
- ^ “[http://youtube.com/post/Ugkx3xeTDEJMcJvuIsBXKA3SuqYhU4vWTIFy 🎊椎名もた「少女A」
1億回再生突破しました!
初投稿から10年ほど経ち、世界中の方にこれほどたくさん見て頂けていることに改めて心より感謝申し上げます。本人もきっと喜んでいるはず。
(※画像は「少女A」に関するUGC作品のほんの一部であり、選定に意図的なものはありません。)
🎊 siinamota - Young Girl A
Views exceeded 100 million! Thank you all for watching his work from around the world.
(*The images are only a part of the UGC works related to "Girl A," and nothing is intentional in their selection.)
by Label Staff]”. YouTube. 2024年7月15日閲覧。 - ^ “夭逝したボカロP椎名もたの「少女A」 海外でヒットする日本楽曲ランキング8位に”. KAI-YOU. 2024年1月7日閲覧。
- ^ “なぜ椎名もた「少女A」は世界的ボカロ曲になったのか? 発端は海外発の二次創作”. KAI-YOU. 2024年1月28日閲覧。
- ^ “夭逝したボカロP・椎名もたの「少女A」Spotifyで1億回再生を突破 世界的ヒットを記録するボカロ曲”. Yahoo!ニュース. 2024年3月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年4月14日閲覧。