小飼一至
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小飼 一至(こがい かずよし、1946年3月3日 - 2012年3月27日)は、日本のソムリエ。日本ソムリエ協会・国際ソムリエ協会の各元会長。本名:小飼 三雄[1]。
来歴
[編集]長野県茅野市出身[要出典]。寒天製造業の家庭に生まれる[1]。長野県諏訪清陵高等学校を卒業[1]。
1969年に銀座のマキシム・ド・パリに入る[2]。1973年にはフランス・パリ「マキシム」に勤めた[2]。1981年に、第1回全国ソムリエ最高技術賞コンクールで優勝[1]。1982年プリンスホテルに入社[1]。1988年には、パリ国際ソムリエコンクールで3位に入賞した(日本人では初)[1]。
国際ソムリエ協会では技術委員(1993年 - 2007年)、教育委員(2000年 - 2004年)などの役職を歴任した[2]。1995年には世界最優秀ソムリエコンクール審査委員長も務める[1]。
2005年に日本ソムリエ協会、2007年に国際ソムリエ協会のそれぞれ会長に就任している[1]。後者については非ヨーロッパ出身者としては初めてであった[1]。
2008年時点ではプリンスホテルのシェフソムリエとプリンスフーズ取締役を務めていた[2]。
2010年には日本ソムリエ協会名誉会長となる。2012年に死去[1]。
受賞(章)歴
[編集]- 1992年 - フランス農事功労勲章シュヴァリエ[1]
- 1997年 - 国際アカデミー賞[2]
- 2005年 - 東京都優秀技能者章「マイスター」[2]
- 2006年 - スペインアンダルシア黄金勲章[2]
- 2007年 - 現代の名工[2]
- 2008年 - フランス農事功労勲章オフィシエ[2]
- 2009年 - 黄綬褒章
著書
[編集]- 『生涯ソムリエ』エフビー、2008年