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小豆島町立図書館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
小豆島町立図書館
施設情報
事業主体 小豆島町
所在地 761-4411
香川県小豆郡小豆島町安田甲24-1
位置 北緯34度28分43秒 東経134度18分59.2秒 / 北緯34.47861度 東経134.316444度 / 34.47861; 134.316444座標: 北緯34度28分43秒 東経134度18分59.2秒 / 北緯34.47861度 東経134.316444度 / 34.47861; 134.316444
ISIL JP-1002765
公式サイト https://www.town.shodoshima.lg.jp/kosodachi/mokuteki/7/2/index.html
地図
地図
プロジェクト:GLAM - プロジェクト:図書館
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小豆島町立図書館(しょうどしまちょうしつとしょかん)は、香川県小豆郡小豆島町安田甲24-1にある公立図書館

小豆島町立図書館と小豆島町民学習センターを総称して「むとす館」という名称があり[1]、「むとす館」は図書館機能・情報収集提供機能・教育研修機能を併せ持つ。

歴史

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旧館時代(1963年~1992年)

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1963年から1992年まで図書館として用いられた建物

1928年(昭和3年)、小豆島初の鉄筋コンクリート造建築として小豆郡苗羽村(のうまそん)に醤油製造同業組合事務所(醤油会館)が竣工した。1963年(昭和38年)9月1日、小豆郡内海町(うちのみちょう)に旧醤油会館を用いて内海町立図書館が開館した[2]

1966年(昭和41年)8月9日、佐伯報恩会から984冊が寄贈された[3]。1968年(昭和43年)6月23日、内海町立図書館で壷井栄一周忌追悼法会が開催された[4]

1971年(昭和46年)時点の開館時間は平日が11時から18時、日曜が10時から16時だった[5]。1982年(昭和57年)時点の蔵書冊数は1万6963冊だった[6]

現行館時代(1993年~)

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1993年(平成5年)6月15日、内海町安田に内海町立図書館が移転開館した[1]。設計は教育施設研究所であり、延床面積は732m2[1]。2006年(平成18年)3月21日、内海町と池田町が合併して小豆島町が発足し、内海町立図書館は小豆島町立図書館に改称した。

サービス

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  • コピー(複写)サービス、レファレンスサービス
  • 巡回文庫サービス - 町内各所の公民館および池田子ども文庫
  • 全国の電話帳を閲覧可能。
  • 郷土作家である壺井栄壺井繁治黒島傳治の作品を所蔵している。壺井栄・壺井繁治と交流のあった作家のサイン本、黒島傳治の原稿や愛読書を展示している[7]

利用案内

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  • 開館時間
    • 10時から18時
  • 休館日
    • 月末日、国民の休日(土日の場合は開館)、特別整理期間、年末年始(12月29日から1月3日)
  • 館外貸出可能者
    • 小豆島町に在住・通勤・通学する者。ただし町内に住所が無くても、香川県内の公共図書館の利用者カードがあれば利用可。
  • 貸出可能冊数
    • 図書雑誌15冊、AV資料1点
  • 貸出可能期間
    • 15日間
  • 交通アクセス

脚注

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  1. ^ a b c 『図書館雑誌』日本図書館協会、1993年11月号
  2. ^ 『内海町史年表』内海町、1971年、p.257
  3. ^ 『内海町史年表』内海町、1971年、p.264
  4. ^ 『内海町史年表』内海町、1971年、p.269
  5. ^ 市原輝士、山本大『香川県の歴史』山川出版社、1971年
  6. ^ 高桑糺『香川の社会と教育』地域科学研究所、1983年
  7. ^ 小豆島町立図書館”. 香川県立図書館. 2021年2月27日閲覧。

参考文献

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  • 『内海町史年表』内海町、1971年

外部リンク

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