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小谷民菜

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
小谷 民菜
(こたに たみな)
居住 日本の旗 日本
研究分野 文学
研究機関 静岡県立大学
出身校 三重大学人文学部卒業
東京都立大学 (1949-2011)大学院
人文科学研究科博士課程
単位取得満期退学
主な業績 ハインリヒ・ハイネ
芸術評論の研究
諷刺画と文学との
関係の研究
プロジェクト:人物伝
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小谷 民菜(こたに たみな)は、日本の文学者ドイツ文学)。学位は文学修士旧東京都立大学・1990年)。静岡県立大学国際関係学部准教授・同大学院国際関係学研究科准教授。

来歴

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生い立ち

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三重大学に進学し、人文学部文化学科にて学んだ[1]1987年3月、三重大学を卒業した[1]。その後は東京都立大学 (1949-2011)(のちの首都大学東京)の大学院に進学し、人文科学研究科にて学んだ[1]1990年に、東京都立大学より文学修士の学位を取得した[2]1994年3月、東京都立大学大学院の博士課程を単位取得満期退学した[1]

研究者として

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1994年4月、静岡県立大学に採用され、国際関係学部の講師に就任した[3]。2004年4月には、静岡県立大学の国際関係学部にて助教授に昇任した[3]。2007年4月、学校教育法の改正にともない、静岡県立大学の国際関係学部にて准教授に就任した[3]。国際関係学部では、主として国際言語文化学科のヨーロッパ文化コースの講義を担当した[4][5]。また、静岡県立大学では、大学院の国際関係学研究科の准教授も兼務した[4]。国際関係学研究科では、主として比較文化専攻の講義を担当した。なお、静岡県立大学では、広域ヨーロッパ研究センターの研究員も兼務した[6]。また、学習院大学においては、人文科学研究所の客員所員を務めた[7]

研究

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専門は文学であり、特にドイツ文学などの分野を研究している[8]。具体的には、ドイツ詩人であるハインリヒ・ハイネの作品に対する芸術評論などの研究を行っている[9]。また、19世紀前半のフランスや19世紀後半のドイツにおいての、諷刺画と文学との関係性についても研究している[9]。フランスの画家として諷刺画を多く遺したオノレ・ドーミエの専門書も翻訳している[10]。また、学習院大学の人文科学研究所客員所員として、同大学の文学部教授である野村正人らとともに、フランス文学における諷刺についての共同研究にも従事した[7]。そのほか、オーストリア指揮者であるニコラウス・アーノンクールの専門書も翻訳している[11]。また、モニュメントについて、その感性とのかかわりについても研究している[9]。学術団体としては、日本独文学会、日本感性工学会などに所属している[12]

略歴

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著作

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共著

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  • 日本感性工学会感性社会学部会編『感性と社会――こころと技術の関係を問いなおす』論創社、2004年。ISBN 4846003078

翻訳

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脚注

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  1. ^ a b c d 「学歴」『教員情報詳細:静岡県立大学教員データベース』静岡県立大学。
  2. ^ 「学位」『教員情報詳細:静岡県立大学教員データベース』静岡県立大学。
  3. ^ a b c 「主な経歴」『教員情報詳細:静岡県立大学教員データベース』静岡県立大学。
  4. ^ a b 「教員情報詳細」『教員情報詳細:静岡県立大学教員データベース』静岡県立大学。
  5. ^ 「教員紹介」『ヨーロッパ文化コース|国際言語文化学科|学科紹介|静岡県立大学 国際関係学部 大学院国際関係学研究科静岡県立大学国際関係学部・大学院国際関係学研究科
  6. ^ 「研究員」『広域ヨーロッパ研究センター - 研究員静岡県立大学大学院国際関係学研究科広域ヨーロッパ研究センター
  7. ^ a b 「研究スタッフ」『野村 正人 教授プロジェクト 『フランス文学における諷刺の諸相』学習院大学 人文科学研究所学習院大学人文科学研究所
  8. ^ 「専門分野」『教員情報詳細:静岡県立大学教員データベース』静岡県立大学。
  9. ^ a b c 「主要研究テーマ」『教員情報詳細:静岡県立大学教員データベース』静岡県立大学。
  10. ^ ユルク・アルブレヒト著、小谷民菜訳『オノレ・ドーミエ』PARCO出版、1995年。
  11. ^ モーニカ・メルトル著、小谷民菜訳『ニコラウス・アーノンクール――未踏の領域への探求者』音楽之友社、2002年。
  12. ^ 「所属学会」『教員情報詳細:静岡県立大学教員データベース』静岡県立大学。

関連人物

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関連項目

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