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小角舌筋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
小角舌筋
Extrinsic muscles of the tongue. Left side.
ラテン語 musculus chondroglossus
英語 Chondroglossus
グレイの解剖学 書籍中の説明(英語)
舌骨小角
作用 舌骨舌筋が舌を下げる運動の補助
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小角舌筋(しょうかくぜつきん)は、外舌筋の一つ。小角舌筋を外舌筋とするかどうかは議論があり[1]舌骨舌筋の一部とされることもあるが、オトガイ舌筋の繊維で分割されており、起始や方向も舌骨舌筋とは全く異なるとされる[2]。小角舌筋が存在しない場合もあるが、およそ80%以上の例で存在が報告されている[3][1]

約2cmの長さで、 舌骨小角の内側および基部にて起こり、舌骨骨体の一部と接し、舌骨舌筋とオトガイ舌筋の間で、内舌筋繊維と混じる。

舌下神経の枝に支配されている[2]

追加画像

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脚注

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  1. ^ a b 児玉ら
  2. ^ a b 緒方ら(2002)
  3. ^ 緒方ら(2000)

参考文献

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  • 緒方重光田松裕一峰和治島田和幸「ヒトの舌骨小角に付着する筋-特に小角舌筋とオトガイ舌筋の関係について」『歯科基礎医学会雑誌』第42巻第5号、歯科基礎医学会、2000年8月、441頁、ISSN 0385-0137 
  • Ogata S, Mine K, Tamatsu Y, Shimada K (2002). “Morphological study of the human chondroglossus muscle in Japanese”. Annals of Anatomy 184 (5): 493–9. doi:10.1016/S0940-9602(02)80087-5. PMID 12392330. 
  • 児玉淳中村隆之八尋純子杉本幸隆佐藤敦子長門俊一藤英俊「小角舌筋は外舌筋に含めるべきか?」『福岡歯科大学学会雑誌』第31巻第4号、福岡歯科大学学会、2005年8月、247頁、ISSN 0385-0064。「第31回福岡歯科大学学会総会抄録 P-10」 

この記事にはパブリックドメインであるグレイ解剖学第20版(1918年)1130ページ本文が含まれています。