日本橋小舟町
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(小舟町天王祭から転送)
日本橋小舟町 | |
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北緯35度41分9.78秒 東経139度46分41.62秒 / 北緯35.6860500度 東経139.7782278度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 東京都 |
特別区 | 中央区 |
地域 | 日本橋地域 |
人口 | |
• 合計 | 853人 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
103-0024[2] |
市外局番 | 03[3] |
ナンバープレート | 品川 |
日本橋小舟町(にほんばしこぶなちょう)は、東京都中央区の地名で、旧日本橋区に当たる日本橋地域内である。「丁目」の設定のない単独町名である。郵便番号は103-0024[2]。
概要
[編集]日本橋川にほど近い立地から、物資輸送に大いに利用され、発展した町である。明治時代には界隈に団扇を扱う団扇問屋が多かったことから、旧暦6月10日~13日に開催された当地の天王祭(八雲神社大祭)では神輿に向かって多くの団扇がおひねり代わりに投げられ、団扇天王と呼ばれた[4][5]。
神田神社境内に所在する「小舟町八雲神社」の祭礼を「小舟町天王祭」として4年に1度行っている(近時では2014年と2018年)。町域に隣接する堀留町公園に仮屋が建てられ、神輿が出される。
中央区が定める正式な英語ローマ字表記は Nihonbashi-kobunacho である[6]。
→「日本橋 (東京都中央区) § ローマ字表記」も参照
歴史
[編集]旧日本橋小舟町の一部を旧日本橋堀留町に譲渡し、現在の形になった。小舟町の名前は、慶長8年の町割があったときには「下舟町」と言っていたものを、享保5年に改めたものという[7]。
世帯数と人口
[編集]2019年(令和元年)9月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
町丁 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
日本橋小舟町 | 511世帯 | 853人 |
小・中学校の学区
[編集]区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[8]。
番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|
全域 | 中央区立日本橋小学校 | 中央区立日本橋中学校 |
観光
[編集]- 東堀留川跡
脚注
[編集]関連項目
[編集]- 中央警察署 - 同町周辺の管轄に当たる。(所在地:日本橋兜町)
- 日本橋消防署 - 同町周辺の管轄に当たる。(所在地:日本橋兜町)
- 雷門 - 宝蔵門の大提灯は、小舟町の有志によるもの。
- 熊谷うちわ祭 - 団扇が乱れ飛ぶ小舟町天王祭に倣い、団扇を配布したことでその名がついた
外部リンク
[編集]- 中央区ホームページ
- 日本橋小舟町地区 町名の由来 - 中央区
- 日本橋小舟町 - 古今・お江戸日本橋 日本橋”町”物語
- 日本橋魚がし旧天王祭団扇投之図(春斎年昌、1889年)、日本銀行貨幣博物館