小粥太郎
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小粥 太郎(こがゆ たろう、1964年 - )は、日本の法学者。専門は民法。東京大学大学院総合文化研究科教授。早稲田大学法学部助教授、法務省民事局付、東北大学法科大学院教授、一橋大学法科大学院教授を歴任。
人物・経歴
[編集]父は大蔵官僚小粥正巳(大蔵事務次官、公正取引委員会委員長、日本政策投資銀行総裁等歴任)[1]。1988年早稲田大学法学部卒業。1990年早稲田大学大学院法学研究科修士課程修了[2]。鎌田薫ゼミ出身[3]。
大学在学中旧司法試験に合格し、1990年から1992年まで最高裁判所司法研修所司法修習生。1996年から1998年までパリで在外研究に従事。早稲田大学法学部助手、同助教授を経て、2001年から2003年まで法務省民事局付。東北大学大学院法学研究科総合法制専攻教授、一橋大学大学院法学研究科教授を経て、2020年9月より東京大学大学院総合文化研究科教授[4]。2015年法務省法教育推進協議会座長。2017年一橋大学法科大学院長。法科大学院協会理事[5][6][7][2][8][9]、法務省司法試験考査委員[10]等も務めた。
著書
[編集]- 『民法の世界』商事法務 2007年
- 『民法学の行方』商事法務 2008年
- 『日本の民法学』日本評論社 2011年
- 『松本恒雄先生還暦記念 民事法の現代的課題』(滝沢昌彦,小野秀誠,角田美穂子と共編著)商事法務 2012年
- 『民法学を語る』(大村敦志と共著)有斐閣 2015年