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小笠原忠幸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

小笠原 忠幸(おがさわら ただゆき、1915年大正4年)10月27日- 1993年平成5年)1月23日)は、日本の華族子爵。旧安志藩忠脩系小笠原家第14代当主。旧小倉藩小笠原家当主小笠原長幹の二男。霞会館会員。

兄に小笠原忠春(長幹を継ぐがのちに分家)、弟に小笠原忠統(忠春を継ぐ)、妹に鞠子(伊達興宗夫人)他。子に長保、佑子、ひろ子。

生涯

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伯爵小笠原長幹の二男として生まれる。忠幸の誕生前、分家である小笠原子爵家は貞孚のあと継承者がなく、長幹の弟の長丕が養子入りしていた。その長丕にも嫡子がなく、甥である忠幸が子爵家を継いだ。

実業家西脇健治と旧庄内藩酒井忠宝の三女淑子の娘の史子と結婚、長男長保らをもうける。長保や弟の忠統と協力し、国際交流基金などと連携して海外への日本文化の紹介・交流に尽力した。

1993年(平成5年)1月23日没。行年77歳。

戒名は瑞松院殿忠山宗幸大居士、墓所は東京都練馬区廣徳寺臨済宗大徳寺派)。

参考文献

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日本の爵位
先代
小笠原長丕
子爵
安志小笠原家第3代
1930年 - 1947年
次代
華族制度廃止