小池銈
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小池 銈(こいけ けい、1925年11月17日[1] - )は、日本の英文学者、翻訳家。 東京大学教養学部教授を経て、同名誉教授。
人物
[編集]東京出身。本名・銈次。1952年東京大学文学部英文科卒、1951年東京大学教養学部助手、助教授、教授、1986年定年退官、名誉教授。 1981年から1984年にかけて日本英文学会会長を務めた。 アイザイア・バーリンなど思想史的な翻訳を行ったほか、深井 淳(ふかい じゅん)の筆名でミステリーの翻訳がある。
著作
[編集]- 『小池銈著作抄』松柏社 2005(限定出版)
翻訳
[編集]- 『忙しい蜜月旅行』(ドロシイ・セイヤーズ、深井淳訳、早川書房、世界探偵小説全集) 1958
- 『お楽しみの埋葬』(エドマンド・クリスピン、深井淳訳、早川書房) 1959 / ハヤカワ・ミステリ文庫 1979
- 『若き世代の発言』(トム・マシュラー編、橋口稔共訳、南雲堂) 1959
- 『ガリポリ戦記』(アラン・ムーアヘッド、筑摩書房 現代世界ノンフィクション全集) 1968、新版1978
- 『自由論』(アイザイア・バーリン、生松敬三・小川晃一・福田歓一共訳、みすず書房)、旧版(全2巻)1971/新版(全1巻)2018ほか
- 『父と子 トゥルゲーネフと自由主義者の苦境』(アイザイア・バーリン、みすず書房) 1977
- 『名士小伝』(ジョン・オーブリー、橋口稔共訳、冨山房百科文庫) 1979
- 『ヴィーコとヘルダー 理念の歴史・二つの試論』(アイザイア・バーリン、みすず書房) 1981
- 「壺葬論」(トマス・ブラウン、筑摩書房『澁澤龍彦文学館3 脱線の箱』) 1991
脚注
[編集]- ^ 『著作権台帳』