小柳陽太郎
表示
小柳 陽太郎(こやなぎ ようたろう、1923年 - 2015年11月28日)は、日本の教育者。国民文化研究会副会長。
経歴
[編集]旧制佐賀高等学校を経て、東京帝国大学文学部に入学するが、1943年、東大在学中に学徒出陣し、復員後九州帝国大学文学部国文学科に転学。
1946年、九大を卒業し、泰星高等学校(現・上智福岡高等学校)の国語教諭として奉職。1950年6月、福岡県立修猷館高等学校国語教諭に転じる[1]。
1983年3月、修猷館高校を退職し、九州造形短期大学教授に就任。
著書
[編集]- 『戦後教育の中で』 国文研叢書、1981年。Kindle版、2019年
- 『教室から消えた「物を見る目」、「歴史を見る目」』 草思社、2000年
- 『日本のいのちに至る道 小柳陽太郎著作集』展転社、2018年
- 『古典の窓』 国民文化研究会・国民文化入門選書 第一巻。Kindle版、2019年
共著・編著
[編集]- 『歴代天皇の御歌―初代から今上陛下まで二千首』 小田村寅二郎共編、日本教文社、1973年、増訂版1989年。Kindle版、2019年
- 『入門・聖徳太子 十七条憲法』 小田村寅二郎共編、国民文化研究会・国民文化入門選書 第四巻。Kindle版、2019年
- 『平成の大みうたを仰ぐ』 展転社、1999年。国民文化研究会編(三巻目まで刊)
- 編著『名歌でたどる日本の心―スサノオノミコトから昭和天皇まで』 国民文化研究会共編、草思社、2005年
- 『明治天皇と日露戦争―世界を感動せしめた日本武士道』 明成社、2005年
- 『永遠の皇室を仰いで―宮中祭祀、御製、行幸 今上天皇のご公務と大御心』 明成社・ブックレット、2008年
- 「皇室御存在の意味―天皇皇后両陛下の御製、御歌を中心に」を寄稿
- 榊晃弘『万葉のこころ 筑紫路逍遥』 海鳥社、2008年 - 写真集、歌を解説
- 『嵐の中の灯台―親子三代で読める感動の物語』 明成社、2012年
参考文献
[編集]- 『新訂 現代日本人名録2002』 日外アソシエーツ、2002年
脚注
[編集]- ^ 『修猷館同窓会名簿 修猷館225年記念』(修猷館同窓会、2010年)全日制旧職員25頁