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小枝 (チョコレート)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
小枝
販売会社 森永製菓
種類 チョコレート
販売開始年 1971年
完成国 日本の旗 日本
外部リンク https://www.morinaga.co.jp/koeda/
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小枝(こえだ)は、森永製菓から発売されているチョコレート菓子。

概要

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1971年発売開始。小枝に似せて作られたチョコレートでクランチチョコレートの一種。基本的なものは、棒状のチョコレートの中に、米パフアーモンドが入っている。卵やピーナッツは含んでいないが、それらを含む商品と共通の生産設備を使用している。

2004年から4本入りの小包装になった。ティータイムパック(大袋)は1988年から登場。2020年、バリーカレボー社より提供されるサステナブルカカオ原料「ココアホライズン認証カカオ」使用開始、また包装材料は環境配慮型の素材に変更しリニューアル[1]

「小枝」という名前は、60年代後半、イギリスから世界中にミニスカートブームを巻き起こした元祖スーパーモデル、ツイッギーの来日をヒントにしていると言われている(Twiggy = 小枝の意)[注 1]

発売当初からの「小枝」の筆文字ロゴは、初代デザイナーの母親によるものといわれる[2]

商品ラインナップ

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  • 小枝〈ミルク〉
    • 小枝〈ミルク〉ティータイムパック
  • ベビー小枝〈ミルク〉(2018年~)

期間限定商品

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1995年~2010年までスティックタイプも販売されていた。
1996年
1999年
2001年
  • フィンヤンティーヌ・ブラン
2002年
2003年
  • アッフォガード
  • チャイ
  • ブラックココア
2004年
  • チョコレートフォンデュ
  • ホワイト・ラテ
  • クリスプシリアル
  • 黒糖のブリュレ
  • 黒ごま
  • ニューヨーク・ブラウニー
2005年
  • ヴァニーユ
2006年
2007年
2008年
2009年
  • 欧州いちご
  • 純ココア
    森永ココア発表90周年記念
  • カラメルパンプキン
2010年
  • バニラ
2011年,2014年 小枝ボール
2016年~2017年 小枝プレミアム→2019年~小枝スペシャリーゼ


2015年1月20日 小枝 大人のくちどけ
バレンタインデー期間に当たる2月までの限定発売。ローストアーモンドをホワイトチョコにとじこめ、さらにハーフビターチョコレートでコーティングした濃厚な味わい[3]
2016年、小枝プレミアムで再登場。
2015年8月25日 小枝チョコレートドリンク
小枝ミルクをアーモンド風味のチョコレート飲料に仕上げた、シリーズ初の飲料製品。同年11月中旬までの発売予定[4]

個包装

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2009年秋~2010年夏頃 刺繍の動物園
絵柄は16種類。

主なCM

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代々「高原の小枝を大切に」というフレーズを使用している(シチュエーションや尺の都合で不使用のCMもあり)。

その他

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  • 片岡鶴太郎の出世作となった形態模写芸「小森のおばちゃま」は1971年版のCMフレーズを口ずさんでいたことがきっかけだった[6]
  • 関西を中心に活躍している落語家桂小枝の全国公演「小枝のらくご 全国ツアー2012」(2012年7月6日9月28日)にて森永製菓との共同企画として、来場者に「小枝」が配布された[7]

脚注

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注釈

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  1. ^ ツイッギーは1967年に来日した際、森永チョコフレークのCMに出演している。
  2. ^ 1990年代中期の小山田圭吾出演バージョン(小山田が女装していた)で、当時のナレーションが再利用された。
  3. ^ ゴダイゴとしては「小枝」を含めた姉妹品のCMに出演。
  4. ^ 小山田は「森の少女」として女装姿で出演して話題になった。

出典

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  1. ^ [1]森永製菓ニュースリリース2020年09月03日、2021年2月1日閲覧。
  2. ^ 【森永 小枝】ヨーロッパのお菓子がヒント(男の浪漫伝説 Vol.59)ドリームメール
  3. ^ 濃厚、なめらか「小枝 大人のくちどけ」期間限定発売!!』(PDF)(プレスリリース)森永製菓、2015年1月19日https://www.morinaga.co.jp/public/newsrelease/web/fix/file54b8e8c5baed9.pdf2015年9月4日閲覧 
  4. ^ “ロングセラーチョコ、小枝がドリンクになって限定発売!”. ニュースウォーカー (KADOKAWA). (2015年8月20日). https://www.walkerplus.com/article/63532/ 2015年9月4日閲覧。 
  5. ^ 森永ミュージアム|森永製菓”. www.morinaga.co.jp. 2022年2月28日閲覧。
  6. ^ 「変人と思われてもいい」マッチものまね、ボクシング、絵画、ヨガ…万能型芸人・片岡鶴太郎(67)が『ひょうきん族』で掴んだ“人生の極意””. 文春オンライン. 2022年2月28日閲覧。
  7. ^ 桂小枝が森永“小枝”と初コラボ!「あま~い、柔らかい舞台に」 - ウェイバックマシン(2012年4月19日アーカイブ分)

外部リンク

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