小林智美
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小林智美(こばやし ともみ、女性、12月13日[1] - )は、日本のイラストレーター。主にサガシリーズのキャラクターデザイナーとして知られる。
来歴
[編集]古くは『聖闘士星矢』の二次創作など、「ミーハープロジェクト」のサークル名で同人誌の発表をしていた(Official Blogによれば2018年までは同人イベントへの出展を行っていた模様)。
1990年前後辺りから会社勤めの傍ら、雑誌「小説JUNE」や文庫本小説などの挿絵や表紙を手掛けるようになり、後に独立。
1992年にゲーム『ロマンシング サ・ガ』で、キャラクターデザイン・イラストを担当。以後、『サガ フロンティア2』までキャラクターデザインを含めたイラストを、それ以降もイメージイラストを担当するなど、「サガシリーズ」でイラストレーションを担当している。また『サガ フロンティア』に関してはマニュアルのコントローラの絵まで描いているとのこと。[2]。
ロックバンドBUCK-TICKの大ファンであり、同バンドのボーカルをイメージとして描かれたキャラクターも多い。
作品リスト
[編集]画集・著書
[編集]- 『中国の歴史〈6〉世界の都、長安―唐の玄宗皇帝と楊貴妃』作画 単行本 中央公論社(1986/10)ISBN 4124025637
- 『彩華―花の歌をききながら』 単行本 新書館(1991/07)ISBN 440361261X
- 『時織人(ときおりびと)―小林智美ロマンシング サ・ガ画集』 単行本(ソフトカバー) NTT出版(1994/07)ISBN 4871883051
- 『艶舞 心拍数のリズムで―小林智美画集』 大型本 中央公論新社(1999/03)ISBN 4120028844、単行本(ソフトカバー) 中央公論新社(2000/06)ISBN 4120030210
表紙・挿絵など
[編集]- 『不定期エスパー』 単行本 眉村卓(著) トクマ・ノベルズ(1988/07)
- 『喪神の碑』 文庫 津守時生(著) 角川スニーカー文庫(1990/02)
- 『七都市物語』 文庫 田中芳樹(著) ハヤカワ文庫JS(1990/03)
- 『緑の標的』 単行本 多戸雅之(著) 新書館(1990/12)
- 『アストラルシティ 猛き神の紋章』 新書 古神陸(著) 勁文社(1993/08)
- 『花鬼』 単行本 山藍紫姫子(著) 角川書店(2003/12)
- 『海東青―摂政王ドルゴン』 文庫 井上祐美子(著) 中央公論新社(2005/09)
- 『おとぎ話を信じた王女さま』 単行本 マルシア・グラッド (著) 竹書房(2005/11)
- 『私説三国志 天の華・地の風』 江森備(著) 復刊ドットコム
他多数
キャラクターデザイン
[編集]- サガシリーズ
- グラナド・エスパダ
- 三国志大戦DS(凌統のカードイラスト)
- 悠久の車輪(SR深紅の牙ダルタニアカードイラスト)
- ディメンション・ゼロ
- アクエリアンエイジ
- 勇現会社ブレイブカンパニー
イメージイラスト
[編集]- サガシリーズ
- レジェンドオブレガシー(イメージイラストレーション)
脚注
[編集]- ^ “スクウェア・エニックス開発スタッフルーム”. Critique Of Games ―ビデオゲームをめぐる問いと思索―. 2018年11月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年11月1日閲覧。
- ^ “色鮮やかな『サガ』のキャラクターたちはどのように生み出されるのか? 小林智美氏インタビュー【『サガ』シリーズ25周年記念企画】 - ファミ通.com”. ファミ通 (2015年1月20日). 2023年9月19日閲覧。