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小林和男 (政治家)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

小林 和男(こばやし かずお、1935年昭和10年〉10月30日 - 2018年平成30年〉1月26日)は、日本政治家地方公務員、教育者。北海道乙部町出身。北海道学芸大学旭川分校卒業。北海道三笠市市長(3期)[1]

来歴・人物

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8人兄弟の5番目として生まれる[2]。大学卒業後、小中学校教諭、三笠市立博物館副館長を経て、1987年三笠市議会議員に当選。その後の市議選で落選し、1999年7月三笠市教育長に就任。市教育長を辞職して、2003年三笠市長選に立候補し初当選[1]2011年3期目当選[3][4]。市長在職中は全国市長会理事も務めていた[3]2015年任期満了で市長を退任。

退任後は、後任の西城賢策市長の発案により、三笠市の特産品などをPRする目的で新設した特命大使第1号に任命された[5]。2015年7月11日に香港で開催された「北海道フードフェア」では、初めての海外販売となる「三笠メロンI.Kメロン)」の発売記念式典であいさつし、「安心・安全の食を香港の人々に届けたい」とアピールした[6]

2015年秋旭日小綬章受章(地方自治功労)[7][8]

2018年1月26日、間質性肺炎のため死去、82歳[9]。2018年2月23日、従五位に叙任。

脚注

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  1. ^ a b 地方選NEWS 三笠市 <2003.5.6日号> 小林前教育長80票差で当選”. 自治タイムス社 (2003年5月6日). 2016年6月20日閲覧。
  2. ^ 会議録 平成20年 第4回定例会 12月10日” (PDF). 三笠市 (2008年12月10日). 2016年6月20日閲覧。
  3. ^ a b 北海道内市長選 無投票当選者”. 北海道新聞 (2011年4月25日). 2016年6月20日閲覧。
  4. ^ “北海道 市長選:開票結果 : 統一地方選2011”. 読売新聞. (2011年4月25日). https://web.archive.org/web/20110426074911/http://www.yomiuri.co.jp/election/local/2011/kaihyou/yj01.htm 2016年6月17日閲覧。 
  5. ^ “三笠 前市長をPR特命大使に”. 毎日新聞 北海道地方版. (2015年7月3日). http://mainichi.jp/articles/20150703/ddl/k01/040/337000c 2016年6月17日閲覧。 
  6. ^ “【香港】北海道・三笠市がメロン売り込み、海外初[農水]”. NNA.ASIA. (2015年7月13日). http://news.nna.jp/free/news/20150713hkd004A.html 2016年6月17日閲覧。 
  7. ^ 平成27年秋の叙勲受章者名簿 : 日本の勲章・褒章 - 北海道” (PDF). 内閣府 (2015年12月2日). 2016年6月17日閲覧。
  8. ^ 広報みかさ(2015年)”. 三笠市 (2015年12月). 2016年6月17日閲覧。
  9. ^ 小林和男さん 82歳=前三笠市長 /北海道 毎日新聞 2018年1月27日

参考文献

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  • 『新訂 現代政治家人名事典 : 中央・地方の政治家4000人』日外アソシエーツ編集・発行、2005年。

外部リンク

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