小寺明 (化学者)
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小寺 明(こてら あきら、1911年11月2日[1] - 2001年9月28日[2])は、日本の化学者。専門は、高分子化学。東京教育大学名誉教授。理学博士(東京帝国大学)。東京生[3]。
略歴
[編集]- 東京高等学校 (旧制)卒。
- 1934年東京帝国大学理学部化学科卒[3]。
- 1934年京都帝国大学化学研究所助手。その後、大阪帝国大学理学部助手、専任講師を経て、1939年産業科学研究所助教授。
- 1942年大阪帝国大学理学部助教授。
- 1947年名古屋大学理学部助教授。
- 1948年8月東京帝国大学にて論題「ヴィニル重合体の双極子能率に就て」で理学博士受く[4]。
- 1950年東京文理科大学教授。
- 1954年東京教育大学理学部教授[5]。
- 1975年停年退官 名誉教授 東京教育大学理学部兼任講師 攻玉社短期大学土木科Ⅱ科教授。
- 1977年秋田経済大学教養部特任教授。
- 1983年退職 国際学院埼玉短期大学食物栄養科客員教授。
- 1985年退職。
この他に、東京教育大学理学部長、東京教育大学評議員、中央大学法学部通信教育課程兼任講師、日本化学会副会長、日本学術会議議員を歴任[5]。
著書
[編集]- 『物理化學實驗法』編著、朝倉書店、1955年
- 『高分子化学 上巻・下巻(実験化学講座 8)』丸善、1956年-1957年初版/1963年第2版
- 『化学情報 問題点の現状と将来』編著、南江堂、1971年