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寺西小十郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

寺西 小十郎[1][2](てらにし こじゅうろう、1879年明治12年)3月[3] - 没年不明)は、日本地主[1][3]政治家資産家[4][5]大阪市会議員[6]

経歴

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大阪府・寺西小左衛門の長男[3][4][5][6]1890年家督を相続する[3][5]農業を営む[7]。町政に区会に、水利組合、区画整理に衛生、青年団、あらゆる公事公共団体のために尽くす[1]

大阪市会議員[1]東成区会議員、学務委員長、淀川用水組合議員、土地小作整理組合長、青年団長をつとめる[6]

人物

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公共心に厚い[1]。資産家である[3][5]。宗教は真宗[6]。趣味は政治、旅行、謡曲[1]囲碁、読書[6]。住所は大阪府東成郡城北村荒生[7](のち大阪市旭区生江町[3][4])。

家族・親族

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寺西家

寺西家は古くより生江町土着の農家で、傍ら酒造業を営む[6]

脚注

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  1. ^ a b c d e f 『昭和公論創刊拾周年記念号 第1輯』14 - 15頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2021年6月6日閲覧。
  2. ^ 『大日本紳士鑑』大阪府東成郡271頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年7月23日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h i 『人事興信録 第14版 下』テ16頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2021年6月6日閲覧。
  4. ^ a b c d 『大衆人事録 第14版 近畿・中国・四国・九州篇』大阪165頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2021年6月6日閲覧。
  5. ^ a b c d e f 『人事興信録 第13版 下』テ16頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2022年1月26日閲覧。
  6. ^ a b c d e f 『大大阪発達史 坤』人物編2頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2024年12月10日閲覧。
  7. ^ a b 『日本紳士録 第18版』大阪て之部309頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2022年1月26日閲覧。
  8. ^ 『東成郡誌』1003頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年11月16日閲覧。

参考文献

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  • 妹尾久造編『大日本紳士鑑』経済会、1895年。
  • 交詢社編『日本紳士録 第18版』交詢社、1913年。
  • 大阪府東成郡編『東成郡誌』大阪府東成郡、1922年。
  • 昭和公論社編『昭和公論創刊拾周年記念号 第1輯』昭和公論印刷部、1935年。
  • 大阪市勢研究会編『大大阪発達史 坤』大阪市勢研究会、1937年。
  • 人事興信所編『人事興信録 第13版 下』人事興信所、1941年。
  • 人事興信所編『人事興信録 第14版 下』人事興信所、1943年。
  • 帝国秘密探偵社編『大衆人事録 第14版 近畿・中国・四国・九州篇』帝国秘密探偵社、1943年。