寺田裕
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寺田 裕(てらだ ひろし、1949年 - )は日本の文芸評論家。和歌山県生まれ。
1972年、大阪府立大学経済学部卒。1976年、探偵小説専門誌『幻影城』の第1回幻影城新人賞評論部門で「ゲームの規則」が佳作となり、デビューした。受賞時は神戸市在住。第1回の評論部門では、ほかに津井手郁輝が佳作に選ばれている[1]。
幻影城新人賞の受賞者を中心に結成された「影の会」のメンバー。
2002年10月刊行の双葉文庫『匣の中の失楽』巻末に評論が再録されたが、著作権者との連絡が取れない旨が記されている。
主な評論
[編集]- ゲームの規則 (1976年2月号)
- 五色殺戮(ごしきさつりく)「匣の中の失楽」論 (1979年1月号) - 双葉文庫『匣の中の失楽』(竹本健治、2002年10月)巻末に再録
脚注
[編集]- ^ 『幻影城』1976年2月号 p.9 参照