實方正雄
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實方 正雄(さねかた まさお、1905年6月20日 - 1986年10月10日[1])は、日本の法学者。専門は、商法・国際私法。学位は、法学博士(東北帝国大学)。大阪市立大学名誉教授、小樽商科大学名誉教授。千葉県生まれ。「実方正雄」とも表記される
来歴
[編集]- 1927年(昭和2年)小樽高等商業学校(現小樽商科大学)卒業。
- 1930年(昭和5年)東北帝国大学法文学部法律科卒業。
- 1932年(昭和7年)同法文学部講師。
- 1934年(昭和9年)同法文学部助教授。
- 1937年(昭和12年)大阪商科大学助教授。
- 1942年(昭和17年)同教授。
- 1950年(昭和25年)大阪市立大学法文学部教授。
- 1953年(昭和28年)同法学部長に就任。
- 1966年(昭和41年)大阪市立大学停年退官。同名誉教授。小樽商科大学3代学長に就任。
- 1976年(昭和51年)小樽商科大学停年退官。同名誉教授。札幌商科大学商学部客員教授
- 1978年(昭和53年)札幌商科大学退職。
この他、関西学院大学法学部兼任講師(1946年 - 1966年)や北海学園大学法学部非常勤講師(1964年 - 1967年)、札幌商科大学商学部非常勤講師(1978年 - 1981年)も務めた。
主要著書
[編集]- 『國籍法』(日本評論社、1937年)
- 『共通法』(日本評論社、1938年)
- 『金約款論』(有斐閣、1939年)
- 『国際私法概論』(有斐閣、1942年初版・1953年第5版)
- 『資本と會社企業』(有斐閣、1949年)
- 『商法学総論 : 資本制企業の法理』(有斐閣、1950年)
- 『商法講義』(天理時報社、1959年初版・1969年再訂版)
脚注
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