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寒菊賞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
寒菊賞
開催国 日本の旗 日本
主催者 岩手県競馬組合
競馬場 水沢競馬場
第1回施行日 2002年1月12日
2023年の情報
距離 ダート1600m
格付け M3
賞金 1着賞金300万円
出走条件 サラブレッド系2歳、岩手所属
負担重量 別定
出典 [1]
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寒菊賞(かんぎくしょう)は、岩手県競馬組合水沢競馬場ダート1600mで施行する地方競馬重賞競走である。格付けはM3。正式名称は「岩手日日新聞社杯 寒菊賞」。

概要

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2002年に明け3歳牝馬限定の特別競走として創設された[2][3]。創設時のコース・距離は水沢競馬場のダート1600mで、現在まで変更されていない。

2004年には施行時期が年末に移行して2歳戦となり[2]、加えて出走条件が変更され牡・も出走可能となった。

2012年に重賞に格上げされ[2]、2016年に岩手競馬の重賞格付け制度開始にともない、M3に格付けされる。

2023年現在、同じく年末の重賞・金杯の前哨戦に位置づけられており、上位3着までに入った馬に同競走の優先出走権が付与される。

条件・賞金等(2023年)

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出走条件
サラブレッド系2歳、岩手所属
負担重量
別定。55kg、牝馬1kg減を基本に、格付賞金500万円以上750万円未満は1kg、同750万円以上は2kgの負担増となる[1]
賞金等
1着300万円、2着105万円、3着60万円、4着39万円、5着21万円、着外手当1万5000円[4]
優先出走権
上位3着内馬に金杯の優先出走権が付与される[1]

歴史

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  • 2002年 - 明け3歳牝馬限定の特別競走として創設。1月に施行された。
  • 2004年 - 施行時期が年末に移行し2歳戦となり、あわせて牡騸出走可能に条件変更。
  • 2012年 - 重賞に格上げ。JRA認定競走となる。
  • 2016年 - 重賞格付け制度開始にともないM3に格付けされる。

歴代優勝馬

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重賞昇格以後。全てダートコースで施行。

回数 施行日 コース 距離 優勝馬 性齢 所属 タイム 優勝騎手 管理調教師 馬主
第11回 2012年12月15日 水沢 1600m ロックハンドパワー 牡2 水沢 1:42.1 村上忍 菅原勲 千葉浩
第12回 2013年11月15日 水沢 1600m ラブバレット 牡2 水沢 1:41.1 齋藤雄一 菅原勲 内山一郎
第13回 2014年12月13日 水沢 1600m スペクトル 牡2 盛岡 1:43.4 山本政聡 櫻田浩三 山本武司
第14回 2015年12月13日 水沢 1600m イチダイ 牡2 水沢 1:42.6 菅原俊吏 板垣吉則 中村博亮
第15回 2016年12月11日 水沢 1600m ベンテンコゾウ 牡2 水沢 1:43.4 村上忍 菅原勲 大久保和夫
第16回 2017年12月10日 水沢 1600m チャイヤプーン 牡2 水沢 1:42.8 村上忍 千葉幸喜 大久保和夫
第17回 2018年12月10日 水沢 1600m パンプキンズ 牡2 水沢 1:45.9 菅原俊吏 伊藤和忍 山中元夫
第18回 2019年12月9日 水沢 1600m グランコージー 牡2 盛岡 1:43.2 鈴木祐 櫻田康二 布施慶士
第19回 2020年12月14日 水沢 1600m リュウノシンゲン 牡2 水沢 1:40.3 坂口裕一 菅原勲 簑島竜一
第21回 2021年12月14日 水沢 1600m クロールキック 牡2 水沢 1:40.8 山本聡哉 千葉幸喜 佐野幸一郎
第22回 2022年12月13日 水沢 1600m セイレジーナ 牝2 水沢 1:45.1 高橋悠里 板垣吉則 金田成基
第23回 2023年12月10日 水沢 1600m レッドオパール 牝2 水沢 1:42.5 山本聡哉 菅原勲 村上聡藏

各回競走結果の出典

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出典

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  1. ^ a b c 注目レースピックアップ”. 岩手競馬オフィシャルページ. 2023年12月9日閲覧。
  2. ^ a b c 松尾康司. “JRA認定 岩手県畜産協会会長杯第19回 寒菊賞(M3)” (PDF). 岩手競馬オフィシャルページ. 2020年12月14日閲覧。
  3. ^ 出馬表”. 地方競馬情報サイト. 2020年12月14日閲覧。
  4. ^ 令和5年度 第8回 水沢競馬 改定番組” (PDF). 岩手競馬オフィシャルページ. 2023年12月9日閲覧。