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やまびこ賞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
やまびこ賞
開催国 日本の旗 日本
主催者 岩手県競馬組合
競馬場 盛岡競馬場
創設 1982年
2024年の情報
距離 ダート1800m
格付け M2
賞金 1着賞金500万円
出走条件 サラブレッド系3歳オープン、岩手所属
負担重量 定量。56kg、牝馬2kg減
出典 [1]
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やまびこ賞(やまびこしょう)は、岩手県競馬組合が施行する地方競馬重賞競走(M2)である。正式名称は「盛岡 愛馬の会協賛 やまびこ賞」。

概要

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1982年に旧盛岡競馬場の、岩手所属馬限定の特別競走として創設。第9回まで盛岡1750mで行われていたがその後は距離、開催場変更を行いながら2006年まで特別競走として行われていた。

その後2012年まで開催されていなかったが、2013年から重賞に昇格され、2016年岩手競馬グレード制の導入に伴いM3に格付けされる。2020年よりM2に格上げされた。

2019年まではダイヤモンドカップのトライアル競走として施行されており、特別競走時代は優勝馬に、2012年・2013年は上位2着までに、2014年から2019年までは上位3着馬までに優先出走権が与えられていた。

2020年からは施行時期が夏季に移り、不来方賞のトライアル競走に指定されている。2023年までは3着以上に不来方賞の優先出走権が与えられていたが、2024年からは付与対象が1着馬のみとなった。

条件・賞金等(2024年)

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出走条件
サラブレッド系3歳、岩手所属。
負担重量
定量。56kg、牝馬2kg減[1]
賞金等
賞金額は1着500万円、2着175万円、3着100万円、4着65万円、5着35万円、着外手当2万5000円。
副賞
盛岡愛馬の会賞、開催執務委員長賞[1]
優先出走権付与
優勝馬に不来方賞の優先出走権が付与される[1]

歴代優勝馬

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重賞に昇格した2013年以降。全てダートコースで施行。

回数 施行日 競馬場 距離 優勝馬 性齢 所属 タイム 優勝騎手 管理調教師 馬主
第26回 2013年5月4日 盛岡 1800m ハカタドンタク 牡3 水沢 1:56.5 山本政聡 板垣吉則 小林祥晃
第27回 2014年5月4日 盛岡 1800m ライズライン 牡3 水沢 1:55.6 小林俊彦 千葉幸喜 大久保和夫
第28回 2015年5月3日 盛岡 1800m スペクトル 牡3 盛岡 1:55.1 山本政聡 櫻田浩三 山本武司
第29回 2016年5月1日 盛岡 1800m エンパイアペガサス 牡3 水沢 1:56.8 村上忍 佐藤祐司 佐藤信広
第30回 2017年4月30日 盛岡 1800m キングジャガー 牡3 水沢 1:57.1 高橋悠里 板垣吉則 広松金次
第31回 2018年4月29日 盛岡 1800m チャイヤプーン 牡3 水沢 1:55.6 村上忍 千葉幸喜 大久保和夫
第32回 2019年5月4日 水沢 1900m グレートアラカー 牡3 水沢 2:03.4 高松亮 千葉幸喜 大久保和夫
第33回 2020年7月28日 盛岡 1800m ピアノマン 牡3 盛岡 1:50.6 山本聡哉 齋藤雄一 (有)新生ファーム
第34回 2021年7月13日 盛岡 1800m ゴールデンヒーラー 牝3 水沢 1:54.0 山本聡哉 佐藤祐司 平賀敏男
第35回 2022年8月21日 盛岡 1800m アップテンペスト 牝3 水沢 1:55.3 高松亮 佐藤雅彦 増田兼良
第36回 2023年8月6日 盛岡 1800m ルーンファクター 牡3 水沢 1:55.1 坂口裕一 千葉幸喜 楊明翰
第37回 2024年7月14日 盛岡 1800m サクラトップキッド 牡3 水沢 1:53.3 高橋悠里 伊藤和忍 (株) トップフェロウ

脚注

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出典

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  1. ^ a b c d 令和6年度第4回 盛岡競馬改定番組” (PDF). 岩手競馬オフィシャルページ. 2024年7月13日閲覧。

各回競走結果の出典

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同名の競走

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  • 川崎や浦和で同名の特別競走が施行されたことがある。