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富士見カントリークラブハウス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

富士見カントリークラブハウス(ふじみカントリークラブハウス)は、大分県大分市横瀬にあるゴルフ場大分富士見カントリー倶楽部のクラブハウスである。大分市出身の建築家磯崎新の設計により、1974年9月に竣工した[1]

概要

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磯崎新が「建築の解体」を掲げて、機能主義を中心とする近代主義から離れつつあった時代の作品で、同年に竣工した群馬県立近代美術館北九州市立中央図書館と並んでこの時期の代表的作品のひとつである。

この時期の作品では、球、立方体、円筒といった単純な幾何図形を用い、それを図形的に操作するマニエリスム的な設計手法が採られている。この作品では、北九州市立中央図書館と同じく、基本となる幾何図形として半円筒形のヴォールトが用いられ、それを折り曲げていく操作によって平面が構成されている。その結果、全体の平面は、俯瞰すると「?」(クエスチョン・マーク)の形状を成している。クエスチョン・マークの先端の点にあたる部分に車寄せが設けられており、そこからエントランスを入ると内部空間は右側に湾曲したU字型で、更衣室やレストランなどが動線に沿って配されている[2][3]

建築諸元

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大分富士見カントリー倶楽部

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大分富士見カントリー倶楽部
富士見カントリークラブハウス
大分富士見カントリー倶楽部の空中写真。
2014年5月2日撮影。
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。 地図
所在地 日本の旗 日本
大分県大分市横瀬1473
座標: 北緯33度10分57.6秒 東経131度32分8.0秒 / 北緯33.182667度 東経131.535556度 / 33.182667; 131.535556
概要
開業 1975年5月1日
運営 メンバーシップコース
設計 金子安三
所有者 PGMホールディングス株式会社
運営者 PGMホールディングス株式会社
コース

OUT IN
HOLE PAR YARD HOLE PAR YARD
1 5 514 10 5 525
2 4 342 11 4 390
3 4 390 12 4 410
4 3 177 13 4 430
5 4 337 14 3 166
6 5 502 15 5 541
7 4 440 16 4 415
8 3 128 17 3 191
9 4 450 18 4 381
36 3280 36 3449

その他
公式サイト 大分富士見カントリー倶楽部
テンプレートを表示

大分富士見カントリー倶楽部は、大分県大分市横瀬にあるゴルフ場。1975年5月1日に開場した。パシフィックゴルフマネージメントが運営している[4]

所在地及び交通手段

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脚注

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  1. ^ a b c d e f 富士見カントリークラブハウス - Digital Archives for Architectural Space
  2. ^ a b c 『建築文化』 1975年4月号、彰国社
  3. ^ 新建築』 1975年4月号、新建築社
  4. ^ 大分富士見カントリー倶楽部 パシフィックゴルフマネージメント

外部リンク

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座標: 北緯33度10分57.637秒 東経131度32分7.883秒