宮園浩平
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宮園 浩平(みやぞの こうへい、1956年 -)は、日本の医学者(腫瘍生物学)。東京大学卓越教授。主な業績はがん細胞におけるTGF-βの作用機構の発見。医学博士(東京大学)。
佐賀県鹿島市出身。1981年東京大学医学部医学科卒業。ウプサラ大学ルートヴィヒ癌研究所留学を経て、1995年癌研究会癌研究所生化学部長。2000年東京大学大学院医学系研究科教授。 2011年医学部長。2017年日本学士院会員選出。2019年東京大学理事・副学長。
主な受賞歴
[編集]- 2002年 高松宮妃癌研究基金学術賞
- 2003年 持田記念学術賞
- 2005年 井上学術賞
- 2008年 武田医学賞
- 2009年 紫綬褒章受章[1]
- 2010年 藤原賞
- 2011年 日本学士院賞
- 2023年 文化功労者[2]
編著
[編集]- 『B細胞増殖因子のバイオロジー』羊土社 1992年
- 『サイトカイン・増殖因子』羊土社 1995年
- 『細胞増殖因子療法』メディカルレビュー社 1996年
- 『Bioscience 用語ライブラリー サイトカイン・増殖因子 改訂版』(菅村和夫と共編)羊土社 1998年
- 『サイトカイン・増殖因子キーワード事典 膨大なデータを徹底整理する』羊土社 2015年
参考文献
[編集]- 「日本人名大辞典」 2001年、講談社
脚注
[編集]- ^ “政府が「秋の褒章」を発令‐福山氏に紫綬、小田氏は藍綬”. 薬事日報 (2009年11月2日). 2023年4月14日閲覧。
- ^ “文化勲章に川淵三郎氏ら7人決まる、文化功労者は北大路欣也さんら20人に”. 朝日新聞. (2023年10月21日) 2023年10月21日閲覧。
外部リンク
[編集]- 宮園浩平
- 東京大学大学院医学系研究科 宮園研究室
- 宮園浩平 日本学士院