室生犀星記念館
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室生犀星記念館 Muro Saisei Kinenkan Museum | |
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施設情報 | |
正式名称 | 室生犀星記念館[1] |
来館者数 | 11,227人(2018年(平成30年)度) |
館長 | 上田正行 |
事業主体 | 金沢市[1] |
管理運営 | 公益財団法人金沢文化振興財団[2] |
建物設計 | (株)森俊偉+ARCO建築・計画事務所[3] |
延床面積 | 598.50m2[3] |
開館 | 2002年(平成14年)8月1日[4] |
所在地 |
〒921-8023 石川県金沢市千日町3番22号[1] |
位置 | 北緯36度33分32.6秒 東経136度38分53.5秒 / 北緯36.559056度 東経136.648194度座標: 北緯36度33分32.6秒 東経136度38分53.5秒 / 北緯36.559056度 東経136.648194度 |
アクセス | 金沢駅からバス20分 |
外部リンク | 室生犀星記念館 |
プロジェクト:GLAM |
室生犀星記念館(むろおさいせいきねんかん[5])は、石川県金沢市千日町にある室生犀星に関する文化施設である。
概要
[編集]金沢市出身の詩人・小説家である室生犀星の作品や業績を伝え、市民がその文学作品に親しむことを目的に、金沢市が犀星の生誕地跡に2002年(平成14年)に開設した[1][4]。犀星の名の由来となった犀川や養子として幼少期を過ごした雨宝院に近く、金沢の古い町並みの雰囲気を残す住宅街の中にある。室生犀星記念館はオープン以来、2020年1月11日に来館者20万人を達成した[6]。
施設
[編集]施設は、1階と2階に展示室を備え、犀星の直筆原稿や遺品などを展示している。1階には常設展示室が2室あり、ガラスに囲まれた中庭や、庭造り好きの犀星が東京都大田区馬込の自宅の庭に置いていた「九重塔」「四方仏のつくばい」などを配した庭がある。2階には常設展示室と企画展示室が1室ずつあるほか、犀星の詩の朗読を聴くことができる体験室や研究・会議室が設けられている。1階受付付近には犀星に関連した資料等を販売するミュージアムショップがある。また、エントランス前には室生犀星生誕地碑が建てられている。
利用案内
[編集]- 開館時間
- 午前9時 - 午後5時00分(入館は午後4時30分まで)
- 観覧料
- 一般…310円
- 団体(20名以上)…260円
- 65歳以上…210円(祝祭日は無料)
- 高校生以下…無料
金沢市文化施設共通観覧券が使用できる[7]。
周辺施設
[編集]交通アクセス
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d 「室生犀星記念館条例」金沢市.2020年1月17日閲覧
- ^ 指定管理者制度導入施設一覧(金沢市)
- ^ a b 「室生犀星記念館」財団法人東海建築文化センター
- ^ a b “室生犀星記念館”. 金沢文化振興財団. 2020年1月17日閲覧。
- ^ 「むろお」に統一 室生犀星、姓の読み方 - ウェイバックマシン(2014年8月26日アーカイブ分)富山新聞
- ^ “室生犀星記念館、来館者20万人を達成”. 毎日新聞. 2020年1月17日閲覧。
- ^ 金沢市文化施設共通観覧券.金沢文化振興財団
関連項目
[編集]- 石川近代文学館(四高記念文化交流館) - 室生犀星、泉鏡花、徳田秋声の「金沢三文豪」をはじめとする石川県ゆかりの作家に関する著作、遺品などを展示する施設
- 泉鏡花記念館
- 徳田秋聲記念館
- 金沢ふるさと偉人館
- 軽井沢町 - 室生犀星が 1931年(昭和6年)に長野県北佐久郡軽井沢に建設した別荘。軽井沢町に寄贈され、改修の後「室生犀星記念館」として公開されている。
- 笠森勇(金沢学院短期大学名誉教授、室生犀星記念館館長、室生犀星学会会長を歴任)
外部リンク
[編集]- 室生犀星記念館 - 金沢文化振興財団(公式サイト)
- 室生犀星記念館 (@saisei_museum) - X(旧Twitter)