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宝樹院 (蕨市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
宝樹院
所在地 埼玉県蕨市中央2-10-14
位置 北緯35度49分20.3秒 東経139度41分14.3秒 / 北緯35.822306度 東経139.687306度 / 35.822306; 139.687306座標: 北緯35度49分20.3秒 東経139度41分14.3秒 / 北緯35.822306度 東経139.687306度 / 35.822306; 139.687306
山号 金峯山[1]
院号 長泉院
宗派 臨済宗建長寺派
本尊 地蔵菩薩[1]
創建年 諸説あり
開山 正宗広智[1]
文化財 渋川公墓(蕨市指定文化財)
法人番号 1030005003110 ウィキデータを編集
宝樹院の位置(埼玉県内)
宝樹院
宝樹院
宝樹院 (埼玉県)
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宝樹院(ほうじゅいん)は、埼玉県蕨市にある臨済宗建長寺派寺院

歴史

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創建年代は諸説あるが、正宗広智によって開山された。『新編武蔵風土記稿』によれば、広智の寂年が1332年正慶元年)とある[1]ので、鎌倉時代末期の創建、明治期の『寺院明細帳』によれば、応安年間(1368年 - 1375年)の創建となっている。川口市にある長徳寺の末寺である[2][1]

当院には、蕨市の文化財に指定されている「渋川公墓」という墓がある。「渋川公」は蕨城城主だった渋川義基と推測される。義基は国府台合戦三船山合戦で討死し、蕨渋川氏は滅亡してしまう。1816年文化13年)、渋川氏家臣の末裔が義基夫妻のために建てたものである。義基夫人(龍体院)には榛名湖に入水して龍神になったという伝説がある[2]

交通アクセス

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脚注

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  1. ^ a b c d e 新編武蔵風土記稿 蕨宿.
  2. ^ a b 蕨市 編『新修蕨市史』蕨市、1994年、483-485p

参考文献

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