宝幢院 (茨城県城里町)
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宝幢院 | |
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所在地 | 茨城県東茨城郡城里町那珂西1958 |
位置 | 北緯36度27分29.3秒 東経140度24分32.0秒 / 北緯36.458139度 東経140.408889度座標: 北緯36度27分29.3秒 東経140度24分32.0秒 / 北緯36.458139度 東経140.408889度 |
山号 | 泉山 |
院号 | 宝幢院 |
宗派 | 真言宗豊山派 |
創建年 | 応安2年(1369年) |
開山 | 上宥 |
文化財 | 両界曼荼羅、香象、絹本著色両界曼荼羅図、木造大日如来坐像、木造隆三世明王像(以上、城里町指定文化財) |
宝幢院(ほうどういん)は、茨城県東茨城郡城里町にある真言宗豊山派の寺院。
歴史
[編集]1369年(応安2年)、上宥によって開山された。その後1636年(寛永13年)に水戸藩の世子徳川光圀の元服の際に当院第16世住職「宥源」は光圀に供奉し、その縁もあって元服で切り落とした光圀の前髪を預かり、祈願寺となった。元々別の地に位置していたが、光圀の援助もあって、現在地に移転し、真言宗の常法檀林となった。そのため、多くの学僧が住んでおり、明治維新までは寺領も300石が与えられていた[1]。
文化財
[編集]- 両界曼荼羅(城里町指定文化財 昭和57年7月24日指定)[2]
- 香象(城里町指定文化財 昭和57年7月24日指定)[3]
- 絹本著色両界曼荼羅図(城里町指定文化財 平成16年5月7日指定)[4]
- 木造大日如来坐像(城里町指定文化財 平成16年5月7日指定)[5]
- 木造隆三世明王像(城里町指定文化財 平成16年5月7日指定)[6]
交通アクセス
[編集]- 路線バス宝憧院前停留所より徒歩3分。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- プレスサービス 編『茨城の寺を訪ねて』茨城放送、1987年