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宝幢寺 (千葉市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
宝幢寺
所在地 千葉県千葉市花見川区幕張町2-1003
位置 北緯35度39分51.6秒 東経140度3分5.3秒 / 北緯35.664333度 東経140.051472度 / 35.664333; 140.051472座標: 北緯35度39分51.6秒 東経140度3分5.3秒 / 北緯35.664333度 東経140.051472度 / 35.664333; 140.051472
山号 補陀落山
宗派 真言宗豊山派
本尊 如意輪観音
創建年 大同元年(806年
開山 宥恵
法人番号 4040005000946 ウィキデータを編集
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宝幢寺(ほうどうじ)は、千葉県千葉市花見川区にある真言宗豊山派寺院

歴史

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806年大同元年)、宥恵によって開山された。江戸時代醍醐寺の末寺であった[1]

1872年明治5年)、明治5年太政官布告第334号「総本寺本山ヲ除クノ外無檀無住ノ寺院廃止」の公布のため、周辺寺院8か寺を合併し、現在地にあった旧阿弥陀寺の境内を「宝幢寺」として届け出た。1896年(明治29年)に長谷寺本山とする真言宗豊山派の寺院となった[1]

旧阿弥陀寺

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阿弥陀寺(あみだじ)は、下総国千葉郡馬加村(現・千葉県千葉市花見川区幕張町)にあった寺院。1179年治承3年)、千葉常胤が幕張海岸で阿弥陀如来像2体を発見した。常胤は幕張の地に二つの寺を設けた。一つは「阿弥陀寺」、もう一つは「海隣寺」である。後に海隣寺は、現在の千葉県佐倉市に移転している。引き続き当地に残った阿弥陀寺は、明治になり宝幢寺に統合された。阿弥陀寺の本尊だった阿弥陀如来像は、現在は千葉市の文化財に指定されている[1]

文化財

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  • 大日如来坐像(千葉市指定文化財 昭和35年度指定)[2]
  • 阿弥陀如来立像(千葉市指定文化財 昭和35年度指定)[3]

交通アクセス

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脚注

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  1. ^ a b c 千葉市史編纂委員会 編『千葉市史 第3巻』千葉市、1974年、372-373p
  2. ^ 大日如来坐像千葉市
  3. ^ 阿弥陀如来立像千葉市

参考文献

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  • 千葉市史編纂委員会 編『千葉市史 第3巻』千葉市、1974年