安田郁雄
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安田 郁雄(やすだ いくお 1955年~)は武道家 侍空手道九段・国技院テコンドー六段・太氣至誠拳法錬士。極真会館出身。国際安田会館 (英:International Yasuda Kaikan、韓:국제 야스다 회관、露:Международный Ясуда Кайкан、ペルシャ:کیوکوشین یاسودا کاراته)、国際極真安田会館の館長。現在 海外(20ヶ国以上)への空手普及活動に尽力。
来歴
[編集]- 1955年(昭和30年)
- 埼玉県飯能市に生まれる。
- 1970年(昭和45年)
- 「極真会館」埼玉支部に入門。先輩に、スネーク佐保田(当時キックボクシング全日本フライ級チャンピオン)、“極真幻の強豪”といわれた吉岡幸男(城西大学空手部)、百人組手を達成した三浦美幸(城西大学空手部、極真第4回全日本選手権優勝、現国際空手道三浦道場師範)、吉川一生達がいた。同時期には久保光昭、後輩には野口敏郎(極真第2回オープントーナメント全世界空手道選手権大会日本代表)、大久保義家などがいた。
- 1971年(昭和46年)
- 埼玉地区空手道選手権大会出場。吉岡幸男とも対戦(優勝・吉岡幸男、準優勝・三浦美幸、3位・久保光昭)。
- 1974年(昭和49年)
- 極真会館 初段を授与される。
- 1975年(昭和50年)
- 飯能支部長に就任。添野道場埼玉本部5周年記念大会に出場し優勝。
- 1976年(昭和51年)
- 極真会館 二段授与。師範代として都下埼玉での普及に努める。
- 1979年(昭和54年)
- 「円心塾」を設立。当時の門下生は岡野和男(現 昭武館館長)、西久保光弘(現 精鋭会館長)、鯉沼吉晴(現 精鋭会師範代)、渡辺正彦(現 空手道MAC代表)、石島偉樹(現 空手道MAC副代表)、成嶋竜(現 隠塾継代 空手道 成嶋道場)、長谷川順一(新極真会)、吉原悟氏、加川岳彦(現空手道MAC)など。成嶋弘毅(現 日本空手道葉隠塾塾長)も円心塾に所属。また、中央大学支部には横山潔、泉館幸久、久保山雄司らも所属。
- 1985年(昭和60年)
- 「安田会館」を設立。設立後は日本テコンドー、特にプムセの普及とジュニア育成に努め、世界テコンドー選手権、アジア競技大会テコンドー競技、アジアテコンドー選手権、USオープンテコンドー選手権、ハンマダン等多くの国際大会に選手を育て入賞させる。
- 1998年(平成10年)
- バンコクアジア競技大会等多くの日本代表選手を育成。
- 2000年・2001年・2002年・2004年(平成12年・平成13年・平成14年・平成16年)
- USオープンテコンドー選手権日本代表監督を務める。
- 2004年(平成16年)
- 埼玉県で開催された第59回国民体育大会「彩の国まごころ国体」に伴い「埼玉県テコンドー協会」会長として全責任を負い、日本のテコンドー発展と将来の日本テコンドーを担う若手選手と多くの子供たちの夢と目標になるよう、多くの支援者と協力を得て、彩の国まごころ国体スポーツ芸術協賛事業「全日本テコンドープムセ演武大会」を開催し大会会長を務める。
- 2006年(平成18年)
- 世界テコンドープムセ選手権、世界ジュニアテコンドー選手権、ドーハアジア競技大会テコンドー競技、アジアテコンドー選手権日本代表監督、コリアオープンテコンドー選手権日本選手団団長。
- 2007年(平成19年)
- 第1回アジアテコンドークラブカップ監督。その後もテコンドー強豪国のイランテコンドー連盟会長から外国人として初めてイラン連盟6段を授与される。
- 2009年(平成21年)
- アジアジュニアテコンドー選手権、世界テコンドープムセ選手権日本代表監督。ネパールカスキ地区テコンドー大会開催。ネパール初のプムセ種目を含む大規模なジュニア大会となった。
- 2010年(平成22年)
- イランにて安田カップジュニアテコンドー選手権大会を開催。イラン代表だけでなくアジア、ヨーロッパの代表選手が集結した大規模な大会となり、世界に活動の舞台を広げている。
- 2012年(平成24年)
- 高麗郡建郡1300年記念事業 高麗王杯・関東オープンテコンドー選手権大会をこの年第1回より主催。国際交流を積極的に行っているため、海外からのエントリー、来賓も多い。男女体重別キョルギ、男女年齢別個人、ペア、チーム種目プムセ、およびテコンダンスの総合大会として日本初の開催。013年の第2回大会ではコリアンタイガース釜山デモチームによる演武を実施。2014年第3回大会ではコリアンタイガースよりChoi You Lee選手(第9回世界テコンドープムセ選手権大会優勝)、Jang Chang Soon選手を招待し演武実施。2015年第4回大会では弟子の振付師ラザレスク・コリナ(ベストボディ・ジャパン2021日本大会優勝、ストロングオープントーナメント全日本空手道選手権大会3回優勝)とともにテコンダンス振付をおこなった。
- 2015年(平成27年)
- サムライ安田カップ2015第1回埼玉県ジュニアオープン空手道選手権大会開催。フルコンタクトルールと全空連ルールの双方を実施。また、組手競技と演武を強さとエンターテインメントを融合させた大会として実施。日本空手界に魅せるアクションを導入。
太氣拳澤井健一の意志により錬士を授与されるなど多方面で活動。現在は日本でのテコンドープムセ・デモンストレーション・テコンダンスの草分けとして、また武道としての空手、WTFテコンドーを指導。
出演映画
[編集]- 地上最強の空手 PartII(1976年 松竹)
- 激突!格闘技四角いジャングル(1979年 東映)
- ドラゴンヤンキー(2015年 ロマネプロモーション)
役職
[編集]- 国際侍空手道連盟会長
- 国際安田会館館長
- 国際極真安田会館空手館長