安楽寺 (熊谷市)
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安楽寺 | |
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所在地 | 埼玉県熊谷市西別府2044 |
位置 | 北緯36度11分24.4秒 東経139度20分17.2秒 / 北緯36.190111度 東経139.338111度座標: 北緯36度11分24.4秒 東経139度20分17.2秒 / 北緯36.190111度 東経139.338111度 |
山号 | 吉祥山 |
院号 | 丈六院 |
宗派 | 臨済宗円覚寺派 |
創建年 | 奈良時代初期 |
開基 | 藤原不比等 |
中興年 | 平安時代後期 |
中興 | 成田助隆 |
文化財 | 別府氏墓(埼玉県指定史跡)、九品仏(熊谷市指定文化財) |
法人番号 | 2030005013133 |
安楽寺(あんらくじ)は、埼玉県熊谷市にある臨済宗円覚寺派の寺院。
歴史
[編集]奈良時代初期、藤原不比等の開基である。その後、平安時代後期に成田助隆によって中興された。助隆は当地に勢力を拡大した成田氏の祖であり、先祖の不比等が創建した寺を再興したものである[1]。
助隆が再興した際、釈迦如来・阿弥陀如来・薬師如来の像が3体あったが、これに6体の阿弥陀如来像を加え、9体の仏像をそろえた。鎌倉公方足利氏満は小山義政との戦い(小山氏の乱)に際し、この9体の仏像に祈願したところ、戦わずして氏政が降参したという[1]。
文化財
[編集]交通アクセス
[編集]- 籠原駅より徒歩26分。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 稲葉博 著『関東古社名刹の旅(千葉・埼玉・神奈川編)』読売新聞社、1986年