安別駅
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安別駅 | |
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やすべつ Yasubetsu | |
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所在地 | 北海道枝幸郡浜頓別町字安別 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | 天北線 |
キロ程 | 70.4* km(音威子府起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
開業年月日 |
1956年(昭和31年)11月19日(仮乗降場) 1987年(昭和62年)4月1日(駅昇格)[1] |
廃止年月日 | 1989年(平成元年)5月1日[1] |
備考 |
天北線廃線に伴い廃駅 *キロ程は実キロ(営業キロは最後まで設定されなかった) |
安別駅(やすべつえき)は、かつて北海道(宗谷支庁)枝幸郡浜頓別町字安別に設置されていた、北海道旅客鉄道(JR北海道)天北線の駅(廃駅)である。天北線の廃線に伴い、1989年(平成元年)5月1日に廃駅となった。
歴史
[編集]- 1956年(昭和31年)11月19日 - 日本国有鉄道(国鉄)北見線の安別仮乗降場(局設定)として開業[1]。
- 1961年(昭和36年)4月1日 - 路線名が天北線に改称され、それに伴い同線の仮乗降場となる。
- 1980年(昭和55年)5月19日 - 当仮乗降場附近で火災が発生し、民家からの延焼により、当仮乗降場および周囲の防雪林が全焼(この火災により、普通列車6本運休)。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、北海道旅客鉄道(JR北海道)の駅となると共に駅に昇格、安別駅となる[1]。
- 1989年(平成元年)5月1日 - 天北線の全線廃止に伴い、廃駅となる[1]。
駅名の由来
[編集]地名より。アイヌ語で「網を使う・川」を意味する「ヤㇲペッ(yas-pet)」、あるいは「網・いつも使う・川」を意味する「ヤウㇱペッ」に由来する[2]。
駅構造
[編集]廃止時点で、1面1線の単式ホームを有する地上駅であった。ホームは、線路の西側(南稚内方面に向かって左手側)に存在した。
仮乗降場に出自を持つ無人駅となっており、駅舎は存在せず、ブロック造り[3]の待合所を有していた。
駅周辺
[編集]広大な牧草地、原野が広がっている。
駅跡
[編集]周辺の線路跡は、浜頓別駅跡から猿払駅跡までが「北オホーツクサイクリングロード」に転用されている[3]。
2001年(平成13年)時点ではサイクリングロード沿いに待合所、通信中継室が残存し、待合所はサイクリングの休憩所に再利用されていた[3]。2010年(平成22年)時点[5]、2011年(平成23年)時点でも同様で、「休けい所・便所」と記載されていた[6]。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、906頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 本多 貢 (1995-01-25). 児玉芳明. ed (日本語). 北海道地名漢字解. 札幌市: 北海道新聞社. p. 93. ISBN 4893637606. OCLC 40491505 2018年10月27日閲覧。
- ^ a b c 宮脇俊三 編『鉄道廃線跡を歩くVIII』JTBパブリッシング〈JTBキャンブックス〉、2001年7月、40-41頁。ISBN 978-4533039072。
- ^ 『北海道道路地図 改訂版』地勢堂、1980年3月、17頁。
- ^ 今尾恵介 編『新 鉄道廃線跡を歩く1 北海道・北東北編』JTBパブリッシング、2010年3月、18頁。ISBN 978-4533078583。
- ^ 本久公洋『北海道の鉄道廃線跡』北海道新聞社、2011年9月、249-250頁。ISBN 978-4894536128。