守屋宏紀
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2019年全仏オープンでの守屋 宏紀 | ||||
基本情報 | ||||
国籍 | 日本 | |||
出身地 | 同・東京都町田市 | |||
生年月日 | 1990年10月16日(34歳) | |||
身長 | 172cm | |||
体重 | 64kg | |||
利き手 | 右 | |||
バックハンド | 両手打ち | |||
ツアー経歴 | ||||
デビュー年 | 2008年 | |||
ツアー通算 | 0勝 | |||
シングルス | 0勝 | |||
ダブルス | 0勝 | |||
生涯獲得賞金 | 849,290 アメリカ合衆国ドル | |||
4大大会最高成績・シングルス | ||||
全豪 | 1回戦(2015) | |||
全仏 | 予選2回戦(2012・20) | |||
全英 | 1回戦(2015) | |||
全米 | 1回戦(2012) | |||
キャリア自己最高ランキング | ||||
シングルス | 143位(2015年1月5日) | |||
ダブルス | 224位(2019年7月15日) | |||
2024年4月24日現在 |
守屋 宏紀(もりや ひろき、1990年10月16日 - )は、東京都町田市出身の男子プロテニス選手。所属は北日本物産。町田市立小山小 - 藤沢市立藤が岡中 - 湘南工科大学附属高等学校卒。 ATPランキング自己最高位はシングルス143位、ダブルス224位。
選手経歴
[編集]ジュニア時代
[編集]6歳でテニスを始める。中学時代は全国中学校テニス選手権で優勝[1]、高校時代は高校総体でシングルス・ダブルス・団体の3冠を獲得する[2]。世界スーパージュニアテニス選手権大会でもシングルスで準優勝する[3]。2008年12月にプロに転向。
全日本テニス選手権では2008年にベスト4、2009年と2010年はベスト8、2011年の決勝で伊藤竜馬を5-7, 7-6(2), 6-2で破り初優勝した[4]。
2012年 グランドスラム初出場
[編集]4大大会では2012年全仏オープンから予選に挑戦を始めた。3度目の2012年全米オープン予選決勝でダニエル・コサコフスキーを4-6, 7-6(5), 6-3で破りグランドスラム本戦に初出場した[5]。1回戦でイワン・ドディグに0-6, 1-6, 2-6で完敗した[6]。9月のタイ・オープンでは予選から勝ち上がり1回戦でロビン・ハーセを2-6, 7-6(6), 6-3で破りATPツアーでの初勝利を挙げた[7]。2回戦でヤンコ・ティプサレビッチに4-6, 4-6で敗れた。楽天ジャパンオープンにもワイルドカードで出場し、1回戦でスタニスラス・ワウリンカに5-7, 6-4, 4-6で敗れた。11月のダンロップワールドチャレンジテニストーナメントで準優勝しランキングを171位まで上げた[8]。年間最終ランキングは185位。
2013年 デビスカップ初出場
[編集]4月に行われたデビスカップアジア/オセアニアゾーングループⅠ・2回戦の韓国戦でデビスカップ日本代表に初招集され、2日目のダブルスで内山靖崇とペアを組み同大会初出場を果たす。相手ペアに5-7, 1-6, 4-6で敗れたものの、日本チームは通算で3勝2敗とし同年9月のワールドグループプレーオフに進出を決めた。年間最終ランキングは180位。
2014年 チャレンジャー初優勝
[編集]7月のグランビー・チャレンジャーでは決勝でファブリス・マルタンを7-5, 6-7(4), 6-3で勝利しATPチャレンジャーツアー初優勝を果たした。年間最終ランキングは146位。
2015年 ATPツアー本戦2勝目
[編集]全豪オープンは予選決勝で敗れたものの、出場予定だったフアン・マルティン・デル・ポトロが左手首の故障を理由に欠場したためラッキールーザーで出場。1回戦でイェジ・ヤノヴィッツに6-7, 6-2, 3-6, 5-7で敗北。ウィンブルドンでは予選を突破し同大会で初出場を果たすが、1回戦で第9シードのマリン・チリッチに3-6, 2-6, 6-7(4)で敗れた。9月に開催された深圳オープンでは予選を勝ち上がると、1回戦でリチャルダス・ベランキスに6-4, 6-3で勝利し3年ぶりのATPツアー本戦勝利を挙げた[9]。2回戦では第3シードのトミー・ロブレドに7-5, 6-3で敗れベスト8進出はならなかった。年間最終ランキングは199位。
2016年 チャレンジャー2勝目
[編集]9月の南昌チャレンジャーでは2回戦で伊藤竜馬を6-4, 6-0で破るなど、決勝に進出。決勝で韓国の若手鄭現を4-6, 6-1, 6-4で勝利しATPチャレンジャーツアー2勝目を挙げた。年間最終ランキングは173位。
2018年 チャレンジャー3勝目
[編集]5月のラフバラーチャレンジャーでは第8シードから勝ち上がり、決勝では元世界89位のジェームズ・ワードを6-2, 7-5で破って、優勝。初戦から失セットゼロで、ATPチャレンジャーツアー3勝目を果たした。また9月に行われた上海チャレンジャーでは序盤フルセットの戦いを強いられながら勝ち上がり、準決勝では中国のゼ・リーに6-7(3), 7-6(5), 7-6(4)で逆転勝ち。決勝ではブラズ・カブチッチに敗れるも準優勝を飾った。年間最終ランキングは180位。
2022年 ATPツアー本戦3勝目
[編集]韓国オープンと楽天ジャパン・オープンではラッキールーザーとしてATPツアー本戦出場を果たす。後者の木下オープンでは1回戦で清水悠太を下して、ツアー本戦3勝目とATPツアー・500シリーズ初勝利を挙げた。年間最終ランキングは275位。
ATPチャレンジャーツアー・ITFワールドテニスツアー決勝
[編集]フューチャーズ(5) |
チャレンジャー(3) |
シングルス
[編集]No. | 年月日 | 大会 | サーフェス | 対戦相手 | 試合結果 |
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1. | 2009年6月21日 | 草津F5フューチャーズ | ハード | 近藤大生 | 6-2, 6-2 |
2. | 2010年12月21日 | 札幌F8フューチャーズ | クレー | LEE, Hsin-Han | 6-1, 6-3 |
3. | 2011年7月11日 | 台湾F2フューチャーズ | ハード | Jae-Sung An | 6-3, 4-6, 6-3 |
4. | 2012年2月27日 | オーストラリアF2フューチャーズ | ハード | KLEIN, Brydan | 6-4, 4-6, 6-2 |
5. | 2012年4月1日 | 甲府F3フューチャーズ | クレー | 内山靖崇 | 6-1, 6-4 |
1. | 2014年7月20日 | グランビー・チャレンジャー | ハード | ファブリス・マルタン | 7-5, 6-7(4), 6-3 |
2. | 2016年9月18日 | 南昌・チャレンジャー | ハード | 鄭現 | 4-6, 6-1, 6-4 |
3. | 2018年5月27日 | ラフバラー・チャレンジャー | ハード | ジェームズ・ワード | 6-2, 7-5 |
ダブルス
[編集]No. | 年月日 | 大会 | サーフェス | パートナー | 対戦相手 | 試合結果 |
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1. | 2010年4月5日 | 筑波F4フューチャーズ | ハード | 岩見亮 | 佐藤文平/Maciek Sykut | 6-4, 6-2 |
2. | 2012年9月28日 | ドイツF4フューチャーズ | 芝 | 内山靖崇 | Marko/ George | 7-6, 6-3 |
3. | 2013年4月28日 | 中国F3フューチャーズ | 芝 | 内山靖崇 | Brydan Klein/Jose Statham | 2-6, 6-4, [10-6] |
成績
[編集]- 略語の説明
W | F | SF | QF | #R | RR | Q# | LQ | A | Z# | PO | G | S | B | NMS | P | NH |
W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加, Z#=デビスカップ/BJKカップ地域ゾーン, PO=デビスカップ/BJKカッププレーオフ, G=オリンピック金メダル, S=オリンピック銀メダル, B=オリンピック銅メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, P=開催延期, NH=開催なし.
大会 | 2012 | 2013 | 2014 | 2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 通算成績 |
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全豪オープン | A | LQ | LQ | 1R | LQ | LQ | A | LQ | 0–1 |
全仏オープン | LQ | LQ | LQ | LQ | LQ | LQ | A | LQ | 0–0 |
ウィンブルドン | LQ | LQ | LQ | 1R | LQ | LQ | LQ | LQ | 0–1 |
全米オープン | 1R | LQ | LQ | LQ | LQ | LQ | LQ | LQ | 0–1 |
デビスカップ
[編集]年 | ステージ | オーダー | 対戦国 | 対戦相手 | スコア |
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2013年 | アジア・オセアニア・2回戦 | ダブルス (内山靖崇) | 韓国 | ナム・ジソン イム・ヨンギュ |
5-7, 1-6, 4-6 |
脚注
[編集]- ^ 日本テニス協会. “第32回全国中学校テニス選手権 男子シングルス”. 2012年11月26日閲覧。
- ^ 日本テニス協会. “平成20年度全国高等学校総合体育大会(テニス競技)”. 2012年11月26日閲覧。
- ^ ITF. “Osaka Mayor's Cup - World Super Junior Tennis Championships”. 2012年11月26日閲覧。
- ^ “21歳の守屋宏紀が、第1シードの伊藤竜馬を下し初優勝/全日本テニス最終日”. テニスナビ. (2011年11月13日)
- ^ “守屋 初の全米OP本戦出場!日本男子37年ぶり4人参加”. Sponichi Annex. (2012年8月26日)
- ^ “予選を勝ち上がった守屋は初戦敗退、全米オープン”. AFPBB News. (2012年8月28日)
- ^ “世界204位の守屋宏紀が大きな勝利◇タイ・オープン”. tennis365.net. (2012年9月26日)
- ^ “守屋宏紀は完敗で初優勝逃す◇ダンロップ・ワールド・チャレンジ男子”. tennis365.net. (2012年11月25日)
- ^ “守屋宏紀がベランキスを倒して自身3年ぶりのATPツアー本戦勝利 シンセン・オープン”. THE TENNIS DAIRY 2015年10月1日閲覧。