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守口ジャンクション

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
守口JCTから転送)
守口ジャンクション
守口ジャンクション分岐
所属路線 E26 近畿自動車道
IC番号 2-1
料金所番号 24-386,06-525,06-304
本線標識の表記 大阪市内
起点からの距離 7.9 km(吹田IC/JCT起点)
摂津南IC (1.0 km)
(3.3 km) 門真IC
所属路線 阪神高速12号守口線
IC番号 12-09
料金所番号 (守口近畿道北入)13-405
(守口近畿道出)13-406
(守口近畿道南入)13-407
本線標識の表記 門真 吹田
起点からの距離 10.6 km(天神橋JCT起点)
守口出入口 (0.4 km)
(0.2 km) 守口出入口
(国道1号)►
供用開始日 2014年3月23日(部分完成)
2014年7月30日(全通)
所在地 570-0003
大阪府守口市大日町4丁目
北緯34度45分17.38秒 東経135度34分32.24秒 / 北緯34.7548278度 東経135.5756222度 / 34.7548278; 135.5756222
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守口ジャンクション(もりぐちジャンクション)は、大阪府守口市にある近畿自動車道(近畿自動車道 天理吹田線)と阪神高速12号守口線(大阪府道高速大阪守口線)を結ぶジャンクションである。

概要

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航空写真。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

2014年に供用された[1]、近畿自動車道および阪神高速12号守口線の両路線において最も新しいIC・JCT施設である。以下の4本のランプから構成される[2]

  • Aランプ : 守口線下り線から近畿道上り線へ向かうランプ
  • Bランプ : 近畿道下り線から守口線上り線へ向かうランプ
  • Cランプ : 近畿道上り線から守口線上り線へ向かうランプ
  • Dランプ : 守口線下り線から近畿道下り線へ向かうランプ

なお、近畿道と守口線の終点側(当JCT直下で国道1号寝屋川バイパスに直結)とを接続するランプは設置されていない。

近畿道と守口線の当JCT付近の区間はほぼ同時期に開通したが、路線間で管理主体が異なることや地元住民による守口線建設反対運動があったことから、両路線を直接接続するジャンクションは設置されなかった[3]。守口線と近畿道(摂津南IC側のみ)には開通時からいわゆる「イカの耳」と呼ばれるランプ取付部の準備工事が存在していたものの、長らく使用されずに取り残されていた。そのため、守口線から近畿道に進む場合は守口出入口でいったん一般道に下りて大阪府道2号大阪中央環状線を経由し、上り線は摂津南ICから、下り線は大東鶴見ICから近畿道に入り直す必要があった(近畿道から守口線に進む場合はその逆)[1]

こうした不便な状況から守口市は遅くとも1999年以降ジャンクション整備を要望し続けており[1]、高速道路民営化直後の2006年年始にジャンクション設置が事業化されることが発表された[3]。2014年3月23日にA・B・Cランプが、2014年3月23日にDランプが開通し、大阪市中心部と京都方面を行き来する経路の選択肢が増えた[1][4]2017年6月3日より、当JCTを経由して1号環状線第二京阪道路とを行き来する場合の料金が13号東大阪線を経由した場合と同額になるよう割引される制度が導入されている(ETC車のみ)[5]

  • 位置 : 大阪府守口市大日町四丁目
  • 費用 : 140億円(税込み)
  • 事業着手 : 2007年(平成19年)4月1日
  • 供用開始 : 2014年(平成26年)3月23日
※阪神高速12号守口線から近畿自動車道松原JCT方面に向かう連結路は、2014年(平成26年)7月30日

道路

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料金所

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会社間をまたぐものの、旧均一料金区間のため料金所はAランプとDランプの兼用部分に近畿道入場ゲートが存在するのみである。ただしETCフリーフローアンテナは全ての方向に関して設置されている。

近畿道入口

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  • レーン数:2
    • ETC専用:1
    • ETC・一般:1

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E26 近畿自動車道
(2) 摂津南IC - (2-1) 守口JCT - (3) 門真IC
阪神高速12号守口線
(12-08) 守口出入口 - (12-09) 守口JCT - (12-10) 守口出入口(国道1号寝屋川バイパスと直結)

関連項目

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脚注

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  1. ^ a b c d 守口ジャンクションの開通について ―阪神高速12号守口線と近畿自動車道がつながります― ―大阪中心部と京都方面間のアクセスルートが増え、ますます便利になります―”. 西日本高速道路株式会社・阪神高速道路株式会社 (2014年2月24日). 2014年2月24日閲覧。
  2. ^ 山名宗之、岡﨑展也、光岡弘範「守口ジャンクションの事業経緯及び施工概要について」『技報』第27巻、2015年、2–13頁。 
  3. ^ a b 「阪神高速守口・松原線と近畿道、渋滞解消へ接続 2006年度から事業計画に」『読売新聞』2006年1月5日、大阪版夕刊、1面。
  4. ^ 守口ジャンクション(松原方面連絡路)の開通について ―守口ジャンクションの連絡路が全通します― ―大阪中心部と京都方面間のアクセスルートが増え、ますます便利になります―”. 西日本高速道路株式会社・阪神高速道路株式会社 (2014年7月30日). 2024年11月3日閲覧。
  5. ^ 大阪都心流入割引【ETC車対象】”. 阪神高速道路 ドライバーズサイト. 2024年11月3日閲覧。

外部リンク

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