熊本県立宇土中学校・高等学校
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熊本県立宇土中学校・高等学校 | |
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北緯32度40分50.3秒 東経130度39分15.7秒 / 北緯32.680639度 東経130.654361度座標: 北緯32度40分50.3秒 東経130度39分15.7秒 / 北緯32.680639度 東経130.654361度 | |
過去の名称 | 熊本県立宇土中学校 |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 熊本県 |
校訓 | 質実剛健 |
設立年月日 | 1920年5月31日 |
創立記念日 | 6月1日 |
共学・別学 | 男女共学 |
中高一貫教育 | 併設型 |
課程 | 全日制課程 |
単位制・学年制 | 学年制 |
設置学科 | 普通科 |
学期 | 3学期制 |
学校コード |
C143210001453 中学校) D143210000210 (高等学校) | (
高校コード | 43129A |
所在地 | 〒869-0454 |
熊本県宇土市古城町63 | |
外部リンク | 公式サイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
熊本県立宇土中学校・高等学校(くまもとけんりつ うとちゅうがっこう・こうとうがっこう, Kumamoto Prefectural Uto Junior and Senior High School)は、熊本県宇土市古城町にある公立中学校・高等学校。略称は「宇土高」。
概要
[編集]- 歴史
1920年(大正9年)に開校した「熊本県立宇土中学校」(旧制中学校)を前身とする。2009年(平成21年)4月には、中高一貫校として「熊本県立宇土中学校」を新設。2010年(平成22年)に創立90周年を迎えた。中学校から進学しているものを中進生とし、高校から入学してきたものを高進生とする。
- 設置課程・学科(高等学校)
- クラス編成(高等学校)
- 1年次 - 全6クラス 中進2クラス・高進4クラス
- 2年次 - 高進文系2クラス・中進文系1クラス・中進理系1クラス・高進理系2クラス
- 3年次 - 2年次と同じ
- 校章
- 校歌
作詞は寿福院教輔、作曲は犬童球渓によるもの。中高共通。4番まであり、3番に校名の「宇校」が登場する[1]。
- 制服
-
- 男子
- 冬は学校指定の学生服。襟元に校章と学年章をつける。ボタンには校章。夏は校章が入った白いカッターシャツにズボン。学生服着用の際、そのインナーに着るものについては自由とされている。
- 女子
- 冬は黒いセーラー服。襟と手首には白い三本腺が入っている。白のスカーフ。夏は白いセーラー服。襟と袖先は青地に白の三本線が入っている。紺のスカーフに黒のスカート。長袖と半袖の選択が可能になっている。また、女子の場合、名札の下に、学年章と「U.H.S」と入った校章をつける。
- 寄宿舎
「郷鶴寮」を有する。
沿革
[編集]- 1920年(大正9年)5月31日 - 宇土郡宇土町に熊本県立宇土中学校(旧制中学校)が設置。
- 1921年(大正10年)
- 3月 - 校舎の一部が完成し、生徒(定員120名)を募集。
- 4月1日 - 「熊本県立宇土中学校」(旧制)が開校。
- 5月 - 開校式を挙行。
- 1924年(大正13年)3月 - 新校舎がすべて完成。
- 1930年(昭和5年)5月 - 図書館が完成。
- 1935年(昭和10年)2月 - 第一校舎・第二校舎・生徒控所などを焼失。
- 1936年(昭和11年)8月 - 新校舎が完成。
- 1943年(昭和18年)11月 - 第一校舎・講堂・剣道場などを焼失。
- 1944年(昭和19年)3月 - 太田尾海岸に修練道場を新設。
- 1947年(昭和22年)7月 - 寄付により、図書館および書庫を増築。
- 1948年(昭和23年)
- 4月 - 学制改革により、「熊本県立宇土高等学校」(男子校)に改称。
- 7月 - 定時制を設置。
- 1949年(昭和24年)4月 - 学区制実施に伴い、男女共学となる。
- 熊本県立松橋高等学校[2]から女子生徒66名が転入し、宇土高校の男子生徒147名が松橋高等学校へ転出。
- 1950年(昭和25年)
- 4月 - 定時制三角[3]分校を設置。
- 5月 - 定時制三角分校が開校。
- 1956年(昭和31年)4月 - 本校併設の定時制募集を停止。
- 1957年(昭和32年)2月 - 生徒控所兼雨天体操場を撤去。
- 1958年(昭和33年)8月2日 - 体育館が完成。
- 1960年(昭和35年)
- 4月 - 音楽室と柔道場が完成。
- 9月23日 - 校旗を制定。
- 1965年(昭和40年)10月 - 記念庭園が完成。
- 1966年(昭和41年)
- 2月 - プールと弓道場が完成。
- 4月 - 校内売店を新築。
- 12月 - 剣道場を新築。
- 1969年(昭和44年)3月 - 寄宿舎が完成。
- 1970年(昭和45年)3月 - 図書館・家庭科棟が完成。
- 1971年(昭和46年)3月31日 - 理科棟が完成。
- 1974年(昭和49年)8月 - 管理棟が完成。
- 1975年(昭和50年)3月28日 - 芸術棟と普通教室棟が完成。
- 1977年(昭和52年)
- 1978年(昭和53年)3月 - 管理棟が復旧。第二体育館が完成。
- 1979年(昭和54年)2月15日 - 柔道場が完成。
- 1981年(昭和56年)4月20日 - 陸上トラック、野球場、球技コート全面改修が完了。国旗掲揚台、バックネット、球技コートフェンスを設置。
- 1982年(昭和57年)7月20日 - 同窓会館が完成。
- 1986年(昭和61年)
- 1987年(昭和62年)3月31日 - 定時制三角分校が閉校。
- 1988年(昭和63年)3月31日 - 定時制三角分校を廃止。
- 1991年(平成3年)
- 1994年(平成6年)
- 3月31日 - 玄関ポーチが完成。
- 12月14日 - 弓道場と射的場を解体
- 1995年(平成7年)3月3日 - 弓道場が完成。
- 2001年(平成13年)3月15日 - 吹奏楽部の楽器保管庫が完成。
- 2002年(平成14年)12月10日 - 第三運動場が完成。
- 2004年(平成16年)4月1日 - 2学期制を導入。学校評議員制度を導入。
- 2008年(平成20年)
- 2009年(平成21年)
- 4月1日 - 「熊本県立宇土中学校」(1学年2学級 定員80名)が開校し、中高一貫教育を開始。
- 4月8日 - 熊本県立宇土中学校開校式を挙行。
- 2010年(平成22年)6月16日 - 技術・家庭科棟が完成。
開校以前の歴史
[編集]- 宇土城跡、城下に位置している。その為、怪談話がしばしば聞かれる。
部活動
[編集]著名な出身者
[編集]- 阿曽田清 - 前宇城市長
- 元松茂樹 - 宇土市長
- 山本伸裕 - 政治活動家、日本共産党所属
- 光岡明 - 作家、小説家
- 澤宮優 - ノンフィクション作家・スポーツライター・エッセイスト
- 際田まみ - シンガーソングライター
- 岩清水愛 - ラジオDJ・タレント
- 高橋よしえ - ラジオDJ・タレント
- 西洋平 - バンドマン・音楽作家・ラジオDJ
- 永松ケンシ - ラジオDJ
- 山本洋祐 - 柔道家
- 高野裕光 - 柔道家
交通アクセス
[編集]- 最寄りの鉄道駅
- 最寄りのバス停
- 九州産交バス 「宇土本町一丁目・宇土高校入口」バス停
- 最寄りの道路
周辺
[編集]脚注
[編集]- ^ 校訓・教育目標・校歌 - 熊本県立宇土高等学校
- ^ 高等女学校を前身とする松橋高等学校は、1948年(昭和23年)の4月の学制改革では女子校として発足。学区制実施で、宇土高校と同じく、男女共学となった。
- ^ 読みは「みすみ」。