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孤独のメス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
孤独のメス
ジャンル テレビドラマ
脚本 菊島隆三石井龍雄稲垣俊寺田信義安藤日出男石松愛弘
監督 渡辺祐介窪川健造川崎徹広下村尭二三輪彰中川晴之助小野田嘉幹土屋啓之助神谷吉彦平松弘至家城巳代治
出演者 加藤剛十朱幸代笠智衆野村昭子山本清 ほか
国・地域 日本の旗 日本
言語 日本の旗日本語
製作
プロデューサー 神谷吉彦円谷一
制作 国際放映TBS
放送
放送チャンネルTBS系列
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1969年5月5日〜1969年8月11日
放送時間月曜日22:00〜22:56
放送枠TBS月曜10時枠の連続ドラマ
放送分56分
回数14回

特記事項:
TBS月曜22:00ドラマ最終作。
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孤独のメス』(こどくのめす)は、1969年5月5日から同年8月11日まで、TBS系の(毎週月曜22:00 - 22:56)の枠で放映されたテレビドラマ。全14話。

作品内容

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東京・下町の救急病院「隅田川病院」が主な舞台。そこの外科部長の岩下健はアメリカ帰りの脳外科医。技術は優れているが厳しすぎる性格ゆえに、 他の 医者から妬まれることも少なくない。更に秘められた過去を持っている、そんな岩下と病院を訪れて去っていく人々の哀歓とをからめて、医師と患者との交流、病院内部の権力争い、そしてこんな複雑な内部事情が横行しているとも知らず赴任して来た、看護学校を卒業したばかりの麻生雪江など、病院内のいくつもの表情をヒューマニズムに描いた[1][2][3]

長年にわたりソフト化されていなかったが、2021年12月24日DVDが発売された[4]

本作は「日本版ベン・ケーシー」と言われたことがある[1]。また、「ベン・ケーシーと白い巨塔をミックスしたような脚本だが、ベン・ケーシーよりは白い巨塔に近い内容」と評されたこともある[5]

1962年2月5日開始の『雪国』(池内淳子主演版)以来7年半続いたTBS月曜22:00ドラマの最終作。この後1時間番組は、1987年10月5日開始の報道番組JNNニュース22プライムタイム』まで18年2ヶ月中断、報道番組(および帯番組)でないものはずっと後になり、2017年1月からの『好きか嫌いか言う時間』(月曜20:00より繰り下げ。21:53 - 22:54)まで47年5ヶ月中断、22:00開始のその後の同年10月開始『ペコジャニ∞!』まで中断する[注釈 1]

出演

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以下ゲスト

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第1話
第2話
第3話
第4話
第5話
第6話
第7話
第8話
第9話
第10話
第11話
第12話
第13話・14話
出演回不明

スタッフ

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放送リスト

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放送日 サブタイトル 脚本 監督
1 1969年
5月5日
グッド. バイ ベビー 菊島隆三 渡辺祐介
2 5月12日 兄弟仁義
3 5月19日 帰り道は遠かった 菊島隆三、石井龍雄 窪川健造
4 5月26日 命かれても 稲垣俊 川崎徹広
5 6月2日 イエスタデー 下村尭二
6 6月9日 蒸発のブルース 寺田信義 三輪彰
7 6月16日 男たち 稲垣俊 中川晴之助
8 6月23日 マンハッタンの恋
9 6月30日 生きむとぞ思う 安藤日出男 小野田嘉幹
10 7月7日 女心の時 稲垣俊 土屋啓之助
11 7月14日 雨の日のできごと 石井龍雄 神谷吉彦
12 7月28日 おいらの父ちゃん 平松弘至
13 8月4日 愛は死を越えて(前篇) 寺田信義 家城巳代治
14 8月11日 愛は死を越えて(後篇)

7月21日はアポロ11号報道特別番組のため放送休止。

脚注

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注釈

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  1. ^ ただし当時ネットの朝日放送は、腸捻転解消当日の1975年3月31日開始『ポーラ名作劇場 秘密』(NET製作)まで5年8ヶ月中断する。

出典

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  1. ^ a b 週刊TVガイド 1969年5月2日・9日号 p.117 本作の紹介記事
  2. ^ 週刊TVガイド 1969年5月16日号 p.77 本作の紹介記事
  3. ^ 毎日新聞 1969年5月5日付テレビ欄内の本作の紹介記事
  4. ^ 孤独のメス コレクターズDVD 【昭和の名作ライブラリー 第96集】 -TVドラマ”. Amazon.co.jp. 2023年9月19日閲覧。
  5. ^ キネマ旬報 1969年6月号 p.112「TVオムニバス批評」
TBS系列 月曜22時ドラマ枠
前番組 番組名 次番組
七人の刑事
(第1期再開版)
孤独のメス
(廃枠)
TBS系列 月曜22時枠
七人の刑事
(第1期再開版)
孤独のメス
黒澤明シリーズ
※21:00 - 22:56
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