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子不知トンネル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
子不知トンネル
上り線の入口地図
概要
位置 新潟県の旗 新潟県
現況 供用中
所属路線名 E8 北陸自動車道
起点 新潟県糸魚川市
終点 新潟県糸魚川市
運用
建設開始 1984年4月
開通 1988年7月20日
所有 東日本高速道路株式会社
通行対象 自動車
技術情報
全長 (上り線)4,557m
(下り線)4,563m
道路車線数 (上り線)2車線
(下り線)2車線
設計速度 80 km/h
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子不知トンネル(こしらずトンネル)は、新潟県糸魚川市北陸自動車道親不知IC糸魚川IC間にあるトンネルである。

トンネル全長

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  • 上り線(富山方面):4,557m
  • 下り線(新潟方面):4,563m

概要

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  • 北陸自動車道で最も長いトンネルであり、完成当時は日本で6番目に長いトンネルであった[1]。周辺は天険・親不知子不知と呼ばれる交通の難所で、北陸自動車道でも最後に開通した区間となる。新潟側には北陸新幹線高架橋(北陸道架道橋)が存在する。
  • 換気方式は電気集塵機付縦流式、坑門型式は上りはアーチウイング、下りは面壁塗装である[2]
  • なお、当該トンネルを含む朝日~上越の区間は1,000mを越えるトンネルが多い。
  • 笹子トンネル天井崩落事故を受けて、子不知トンネル(上り線)においても12月3日から緊急点検が行われた[3]

歴史

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E8 北陸自動車道
(28)親不知IC - 子不知トンネル - (29)糸魚川IC

ギャラリー

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脚注

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  1. ^ 『北日本新聞』1988年1月1日付朝刊25面『北陸自動車道 8月に全通』より。
  2. ^ 『北陸自動車道20周年記念誌』日本道路公団金沢管理局、1993年3月、75頁。
  3. ^ NEXCO東日本におけるトンネル天井板の緊急点検について - 2012年12月3日、東日本高速道路株式会社プレスリリース。
  4. ^ 『北陸自動車道20周年記念誌』日本道路公団金沢管理局、1993年3月、153頁。
  5. ^ 『北陸自動車道20周年記念誌』日本道路公団金沢管理局、1993年3月、155頁。
  6. ^ 「北陸道が全線開通 朝日-名立谷浜間59.5キロ」『北日本新聞』朝刊1988年7月21日、1面。
  7. ^ つり下げ天井トンネル、県内6本 - 2012年12月4日、新潟日報 - ウェイバックマシン(2012年12月10日アーカイブ分)

関連項目

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外部リンク

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