子不知トンネル
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概要 | |
---|---|
位置 | 新潟県 |
現況 | 供用中 |
所属路線名 | E8 北陸自動車道 |
起点 | 新潟県糸魚川市 |
終点 | 新潟県糸魚川市 |
運用 | |
建設開始 | 1984年4月 |
開通 | 1988年7月20日 |
所有 | 東日本高速道路株式会社 |
通行対象 | 自動車 |
技術情報 | |
全長 |
(上り線)4,557m (下り線)4,563m |
道路車線数 |
(上り線)2車線 (下り線)2車線 |
設計速度 | 80 km/h |
子不知トンネル(こしらずトンネル)は、新潟県糸魚川市の北陸自動車道・親不知IC~糸魚川IC間にあるトンネルである。
トンネル全長
[編集]- 上り線(富山方面):4,557m
- 下り線(新潟方面):4,563m
概要
[編集]- 北陸自動車道で最も長いトンネルであり、完成当時は日本で6番目に長いトンネルであった[1]。周辺は天険・親不知子不知と呼ばれる交通の難所で、北陸自動車道でも最後に開通した区間となる。新潟側には北陸新幹線の高架橋(北陸道架道橋)が存在する。
- 換気方式は電気集塵機付縦流式、坑門型式は上りはアーチウイング、下りは面壁塗装である[2]。
- なお、当該トンネルを含む朝日~上越の区間は1,000mを越えるトンネルが多い。
- 笹子トンネル天井崩落事故を受けて、子不知トンネル(上り線)においても12月3日から緊急点検が行われた[3]。
歴史
[編集]- 1984年4月:着工[4]
- 1987年9月3日:貫通[5]
- 1988年7月20日:開通に伴い供用[6]。当時は暫定2車線であり、現在の上り線を使用していた。
- 2000年10月3日:下り線を供用。これにより北陸自動車道全線が4車線となった。
- 2012年12月3日 : 笹子トンネル天井崩落事故を受け、上り線の子不知トンネルにおいて、緊急点検を実施[7]。
隣
[編集]ギャラリー
[編集]-
下り線の入口
-
上り線のトンネル出口付近
脚注
[編集]- ^ 『北日本新聞』1988年1月1日付朝刊25面『北陸自動車道 8月に全通』より。
- ^ 『北陸自動車道20周年記念誌』日本道路公団金沢管理局、1993年3月、75頁。
- ^ NEXCO東日本におけるトンネル天井板の緊急点検について - 2012年12月3日、東日本高速道路株式会社プレスリリース。
- ^ 『北陸自動車道20周年記念誌』日本道路公団金沢管理局、1993年3月、153頁。
- ^ 『北陸自動車道20周年記念誌』日本道路公団金沢管理局、1993年3月、155頁。
- ^ 「北陸道が全線開通 朝日-名立谷浜間59.5キロ」『北日本新聞』朝刊1988年7月21日、1面。
- ^ つり下げ天井トンネル、県内6本 - 2012年12月4日、新潟日報 - ウェイバックマシン(2012年12月10日アーカイブ分)