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妻神社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
妻神社
拝殿
所在地 愛知県瀬戸市下半田川町妻之神
位置 北緯35度17分21.75秒 東経137度7分31.53秒 / 北緯35.2893750度 東経137.1254250度 / 35.2893750; 137.1254250
主祭神 妻神
創建 不明
例祭 3月第3日曜
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妻神社(さいのかみしゃ)は愛知県瀬戸市に鎮座する神社。創建年代は不明。集落の小さな社だが、今に伝わる由緒から縁結びや安産などのご利益があるとされる。境内には男根をかたどった石像が鎮座している。

由緒

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入口

この地の村はずれに小治呂と稗多古という美しい兄妹が居た。年頃となった二人はそれぞれの伴侶として、妹ほどの女、兄ほどの男を探すため西と東に別れて旅立った。遠い国の果てで遂に見つけて契りあった相手が妹であり、兄であることに気づいた二人は泣く泣く故郷に帰り、「私たちの魂はここにとどまり、せめて世の若い人たちのために幸福な縁結びとなりたい」と共に果てた。

村人は祠を作って二人を祀ったが、よく願いが叶うことから「妻神」として知られるようになったという。

備考

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1991年平成3年)春、長年子宝に恵まれなかった夫婦が、思い余ってある老人に相談したところ「霊験あらたかな妻之神社の前で契りを交わすと子が授かる」と聞き、すぐに実行したところ本当に妊娠した。願いが成就したので、お礼に御神酒と赤飯を御供えしていったという。[1]

アクセス

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脚注

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  1. ^ 海越出版特別取材班 1992.

参考文献

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  • 海越出版特別取材班『名古屋起点!神社・仏閣ガイド―評判の御利益寺社』海越出版社、1992年12月。ISBN 4876971455