妹尾武
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妹尾 武(せのお たけし、1969年12月26日 - )は、兵庫県芦屋市出身のピアニスト、作曲家。Senoo名義で活動を開始し、後に実名で活動する。
経歴
[編集]甲南中学校・高等学校を経て桐朋学園大学音楽学部卒業。平吉毅州に作曲を師事。好きな映画は「男はつらいよ」全48作を所持。その影響を受け自らのコンサート企画「港めぐりツアー」を毎年行っている。最も敬愛する音楽家はセルゲイ・ラフマニノフ。
1994年、大学在学中に作曲した「So Heavenly.」がサウンド&レコーディング・マガジン誌上での細野晴臣監修のオーディションにて優秀作に選出。1995年、同曲がコンピレーション・アルバム「ecole」(Epic/Sony Records)にSenoo名義で収録されたのを機にプロとしての活動を開始。同作品はフジテレビ系深夜番組「かしこ(監督:片岡K)」のオープニングテーマに使用された。2000年、ゴスペラーズに楽曲提供した「永遠に」が44週に渡るロングヒットとなり、代表作品の一つになる。2007年5月、東京都交響楽団の首席チェリスト・古川展生、若手尺八界の第一人者・藤原道山と「KOBUDO -古武道-」を結成(ユニット名は古川の古、妹尾の武、藤原の道から)。ソロ活動の傍ら定期的に全国ツアーや創作活動を行っている。2009年、TBS「News23」オープニングテーマ『翼』、及びエンディングテーマ『明日は晴れるかな?』(『翼』の別アレンジ)を創作。
ディスコグラフィ
[編集]オリジナル・アルバム
[編集]- HOME WAY(2000年、Think Sync Records)
- 星霜(2003年、POLYSTAR)
- Seasons.(2003年、POLYSTAR)
- 蒼茫(2004年、POLYSTAR)
- Travelin'(2006年、POLYSTAR)
- RETRO MODERN DANDY(2009年、POLYSTAR)
- FORTUNE -SENOO SONGBOOK-(2013年、キャピタルヴィレッジ)
- LAST LOVE(2019年、キャピタルヴィレッジ)
KOBUDO-古武道- オリジナル・アルバム
[編集]- KOBUDO(2007年、CME)
- 風の都(2008年、CME)
- 時ノ翼(2009年、CME)
- イツクシミ(2011年、日本コロムビア)
- OTOTABI-音旅-(2013年、日本コロムビア)
- cuisine de classic(2015年、日本コロムビア)
- 10th Anniversary BEST Album “十年祭”(2017年、日本コロムビア)
- HORIZON(2019年)
映画
[編集]テレビドラマ
[編集]- 土曜ドラマ 「彼女が死んじゃった。」(2004年、日本テレビ) - Choro Club feat.Senoo名義
- 日曜劇場 「いま、会いにゆきます」(2005年、TBS)
- 「チーム・バチスタの栄光」(2008年、関西テレビ)
- 「チーム・バチスタ3 アリアドネの弾丸」(2011年)
- 日曜スペシャルドラマ「少年時代」(2009年、フジテレビ系列)
- 「配達されたい私たち」(2013年、WOWOWドラマW)
- 「神戸在住」(2015年、サンテレビ)
- 「パレートの誤算」(2020年、WOWOW連続ドラマW)
アニメ
[編集]- ARIA
- 「ARIA The ANIMATION」(2005年) - Choro Club feat. Senoo名義
- 「ARIA The NATURAL」(2006年) - Choro Club feat. Senoo名義
- 「ARIA〜ピアノ・コレクション〜 スタジオーネ -季節-」(2006年)
- 「ARIA The ORIGINATION」(2008年) - Choro Club feat. Senoo名義
- 「ARIA〜ピアノ・コレクションII〜 ディパルテンツァ -旅立ち-」(2008年)
- ひまわりっ!
- 「ひまわりっ!」(2006年)
- 「ひまわりっ!!」(2007年)
- いなり、こんこん、恋いろは。(2014年)[1]
- ひとりじめマイヒーロー(2017年)
ラジオ
[編集]- MIDNIGHT HARBOUR(FMヨコハマ) - テーマ音楽
- サンスター 文化の泉 ラジオで語る昭和の文化(TBSラジオ) - テーマ音楽
CM
[編集]- 花王「グレイスソフィーナ」(2002年) - 音楽・出演
- 国民年金基金(2004年) - 演奏
- クラシエ「いち髪」(2007年) - 音楽
- 小学館「日本の歳時記」(2008年) - 音楽
- 大王製紙「アテント」(2008年) - 演奏
- 伊藤園「お〜いお茶」『お茶で琵琶湖を美しく篇』(2008年) - 音楽
- ライオン「クリニカ」『歯磨きカウント篇』(2009年) - 音楽
- NTTコムウェア『世界遺産 アンコールワット篇』(2009年) - 音楽
- マックスファクター「SK-II」(2010年) - 音楽
- サンスター企業CM(2011年) - 音楽
ライブサポート・ゲスト参加
[編集]- 松任谷由実、ゴスペラーズ、小沼ようすけ、加藤登紀子、大貫妙子、村上“ポンタ”秀一、
- 谷村新司、細坪基佳、Lyrico、三浦大知、藤原道山、今井美樹、Fried Pride、Baby Boo、
- クレモンティーヌ、佐藤和哉、その他多数== 出演番組 ==
- たけしの誰でもピカソ(テレビ東京)
- 題名のない音楽会(テレビ朝日)
- シブヤらいぶ館(NHK)
- 歌スタ(日本テレビ)
- BSふれあいホール(NHK)
- 音楽の神様(CS日本 ch300日テレプラス&サイエンス)
- WOWOW PLUS MUSIC -深夜1時の音楽タイム-Friday:妹尾 武「真夜中のピアニスト」(2018年11月30日 - 2019年1月11日、歌謡ポップスチャンネル) - 全5回(リピートあり)[2]
書籍
[編集]- セノー・ライフ(クリーク、キャピタルヴィレッジ)
- タイセツナヒトニ、贈ル。- 十一月、空想雑貨店。-(アノニマスタジオ)
- 雨ふりの本。「十一月、空想雑貨店。」(アノニマスタジオ)
- ピアノソロ譜「いま、会いにゆきます」(ヤマハミュージックメディア)
- ピアノソロ譜「星霜」(ヤマハミュージックメディア)
エッセイ、コラム等
[編集]- JASRAC - 社団法人日本音楽著作権協会PR
- JET STREAM - 公式サイトにて旅に関するスペシャル・コラムを連載
- 神戸新聞 - 「思い出シネマ、私の一本。」
主な楽曲提供
[編集]- 調和 oto 〜with reflection〜
- キセキノハナ
- 枯れない花
- 絆 ki・zu・na
- これから
- We are 〜僕らはここにいる〜
- Day Of Lights
- 花霞
- 愛するたびに生まれ変わって
- 海を越えるバトン-2010年上海万博応援ソング-
- イツクシミ
- ひまわり
- Smile Again
- Beautiful Days
- C'est bon, c'est bon
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ “いなり、こんこん、恋いろは。 : 作品情報”. アニメハック. 2020年4月29日閲覧。
- ^ “WOWOW PLUS MUSIC Friday:妹尾 武「真夜中のピアニスト”. 歌謡ポップスチャンネル. 2018年12月22日閲覧。