妙延寺 (川口市)
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妙延寺 | |
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所在地 | 埼玉県川口市石神967 |
位置 | 北緯35度51分40.5秒 東経139度44分17.4秒 / 北緯35.861250度 東経139.738167度座標: 北緯35度51分40.5秒 東経139度44分17.4秒 / 北緯35.861250度 東経139.738167度 |
宗派 | 真言宗智山派 |
本尊 | 十一面観音 |
創建年 | 寛政年間(1789年 - 1801年)【小堂としての成立年】 |
開山 | 石井伝右衛門 |
中興年 | 昭和28年(1953年)【寺院としての発足年】 |
別称 | お女郎仏 |
法人番号 | 3030005012365 |
妙延寺(みょうえんじ)は、埼玉県川口市にある真言宗智山派の寺院。
歴史
[編集]寛政年間(1789年 - 1801年)、石井伝右衛門の開基である。1790年(寛政2年)、重病に罹った身元不明の女性が発見された。ただちに仮小屋で介抱を受けたが、5日後に亡くなってしまった。その女性は死の間際、「私を祀ってくれたならば、必ず病を癒す。」と告げたという。そこで、村人は小堂を建てて彼女を祀った。彼女の身元について、本人は自ら身元を明かさずに亡くなったが、美しく気品ある女性だったことから、さる高貴な姫君とも某遊廓の遊女(女郎)ともいわれており、「お女郎仏」の通称はこれに由来している。女郎ということから、いつしか性病を治すご利益があるとされ、多くの参詣者が訪れるようになった。現在も皮膚病や腫れ物を治すとされている[1][2][3]。
これまで、お女郎仏は只の一堂宇に過ぎなかったが、1953年(昭和28年)にようやく真言宗智山派の寺院「妙延寺」として認められることになった[1]。
交通アクセス
[編集]- 戸塚安行駅より徒歩20分。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 沼口信一 著『埼玉ふるさと散歩(川口市・鳩ヶ谷市)』さきたま出版会、1977年
- 川口大百科事典刊行会 編『川口大百科事典』川口大百科事典刊行会、1999年