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妙延寺 (川口市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
妙延寺
所在地 埼玉県川口市石神967
位置 北緯35度51分40.5秒 東経139度44分17.4秒 / 北緯35.861250度 東経139.738167度 / 35.861250; 139.738167座標: 北緯35度51分40.5秒 東経139度44分17.4秒 / 北緯35.861250度 東経139.738167度 / 35.861250; 139.738167
宗派 真言宗智山派
本尊 十一面観音
創建年 寛政年間(1789年 - 1801年)【小堂としての成立年】
開山 石井伝右衛門
中興年 昭和28年(1953年)【寺院としての発足年】
別称 お女郎仏
法人番号 3030005012365 ウィキデータを編集
妙延寺の位置(埼玉県内)
妙延寺
妙延寺
妙延寺 (埼玉県)
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妙延寺(みょうえんじ)は、埼玉県川口市にある真言宗智山派寺院

歴史

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寛政年間(1789年 - 1801年)、石井伝右衛門の開基である。1790年(寛政2年)、重病に罹った身元不明の女性が発見された。ただちに仮小屋で介抱を受けたが、5日後に亡くなってしまった。その女性は死の間際、「私を祀ってくれたならば、必ず病を癒す。」と告げたという。そこで、村人は小堂を建てて彼女を祀った。彼女の身元について、本人は自ら身元を明かさずに亡くなったが、美しく気品ある女性だったことから、さる高貴な姫君とも某遊廓遊女女郎)ともいわれており、「お女郎仏」の通称はこれに由来している。女郎ということから、いつしか性病を治すご利益があるとされ、多くの参詣者が訪れるようになった。現在も皮膚病や腫れ物を治すとされている[1][2][3]

これまで、お女郎仏は只の一堂宇に過ぎなかったが、1953年昭和28年)にようやく真言宗智山派の寺院「妙延寺」として認められることになった[1]

交通アクセス

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脚注

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  1. ^ a b 女郎仏(妙延寺)埼玉高速鉄道
  2. ^ 川口大百科事典刊行会 編『川口大百科事典』川口大百科事典刊行会、1999年、423p
  3. ^ 沼口信一 著『埼玉ふるさと散歩(川口市・鳩ヶ谷市)』さきたま出版会、1977年、108p

参考文献

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  • 沼口信一 著『埼玉ふるさと散歩(川口市・鳩ヶ谷市)』さきたま出版会、1977年
  • 川口大百科事典刊行会 編『川口大百科事典』川口大百科事典刊行会、1999年