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奥多摩工業

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
奥多摩工業株式会社
Okutama Kogyo CO.,LTD.
奥多摩工業本社(一清ビル)
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
1900012
東京都立川市曙町1丁目18番2号
北緯35度41分57.4秒 東経139度24分32.1秒 / 北緯35.699278度 東経139.408917度 / 35.699278; 139.408917座標: 北緯35度41分57.4秒 東経139度24分32.1秒 / 北緯35.699278度 東経139.408917度 / 35.699278; 139.408917
設立 1937年6月
業種 鉱業
法人番号 1012801006520 ウィキデータを編集
事業内容 石灰石の採掘、販売
代表者 代表取締役社長 松川 昌則
資本金 10億円
売上高 164億円(2009年3月期)
従業員数 214名(2008年3月31日現在)
主要株主 太平洋セメント株式会社
主要子会社 奥多摩建設工業
外部リンク http://www.okutama.co.jp/
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奥多摩工業株式会社(おくたまこうぎょう 英称:Okutama Kogyo CO.,LTD.)は、主に東京都西部奥多摩地区を中心に、石灰石の採掘、販売を行う太平洋セメントの系列企業である。本社を東京都立川市曙町に置く。

会社設立時の社名は奥多摩電気鉄道(おくたまでんきてつどう)で、御嶽駅と氷川駅(現・奥多摩駅)を結ぶ鉄道路線の敷設免許を保有していた。路線が開通する前に免許を国に譲渡し、青梅線として開通している。戦時買収私鉄の一社。

全国的にも珍しい曳索鉄道の設備を有している[1]

沿革

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  • 1937年昭和12年)6月 - 奥多摩電気鉄道株式会社設立。
  • 1944年(昭和19年)
    • 4月 - 御嶽〜氷川(現・奥多摩)間の鉄道敷設免許が国有化(同年7月に青梅線として開通)。
    • 12月 - 奥多摩工業株式会社に社名変更。
  • 1946年(昭和21年)12月 - 石灰石採掘・販売開始。
  • 1953年(昭和28年) - 曳索鉄道の稼働を開始[2]
  • 1961年(昭和36年)
    • 1月 - 生石灰製造のため奥多摩化工株式会社を設立。
    • 12月 - 生石灰製造販売開始。
  • 1965年(昭和40年)4月 - 消石灰製造販売開始。
  • 1967年(昭和42年)7月 - 砕石製造のため瑞穂建材工業株式会社を設立。
  • 1974年(昭和49年)12月 - 奥多摩化工株式会社を吸収合併。
  • 1975年(昭和50年)4月 - 軽質炭酸カルシウム(タマパール)製造販売開始。
  • 1977年(昭和52年)12月 - 瑞穂建材工業株式会社を吸収合併。
  • 1978年(昭和53年)3月31日 - 西武鉄道より休止中の小河内線専用鉄道)が譲渡される。
  • 1982年(昭和57年)7月 - 改良土事業開始。
  • 1995年(平成7年)7月 - 高比表面積水酸化カルシウム(タマカルク)製造販売開始。
  • 2002年(平成14年)3月 - 株式会社新潟ピーシーシーを設立。
  • 2003年(平成15年)5月 - 横浜改良土センター株式会社を設立。
  • 2007年(平成19年)7月 - 山陽太平洋ライム株式会社を設立。
  • 2016年(平成28年)4月 - 株式会社横浜Bay Linkを設立。

工場

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氷川工場(2008年3月)

脚注

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  1. ^ <東京新聞 鉄道クラブ>珍しい曳索鉄道東京新聞HP 2023年8月21日
  2. ^ 曳索鉄道による鉱石運搬の合理化国立研究開発法人科学技術振興機構HP

関連項目

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外部リンク

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