奈良県道274号明日香大和郡山自転車道線
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奈良県道274号明日香大和郡山自転車道線(あすか やまとこおりやま じてんしゃどうせん)は、奈良県高市郡明日香村祝戸を起点とし、大和郡山市小泉町へ至る一般県道、自転車道である。
通称(愛称)は、飛鳥葛城自転車道 (あすか かつらぎ じてんしゃどう)。
概要
[編集]明日香村の石舞台古墳から 主に飛鳥川 - 大和高田バイパス - 葛城川 - 富雄川に沿って 大和郡山市まで奈良盆地の西寄りを北進するルート。 終点の大和郡山市小泉町で奈良自転車道に接続する。
路線データ
[編集]- 起点 :奈良県高市郡明日香村祝戸(国営飛鳥歴史公園 石舞台地区 南西出入口付近)[1] 北緯34度27分56.4秒 東経135度49分28.3秒
- 終点 :奈良県大和郡山市小泉町(富雄橋 西詰)[1] 北緯34度37分49.2秒 東経135度45分36.2秒
- 主な経由地 :橿原市 - 大和高田市 - 北葛城郡広陵町 - 北葛城郡河合町 - 生駒郡安堵町 - 生駒郡斑鳩町
- 路線延長 :約30キロメートル
整備状況
[編集]川沿いの区間は、歩行者・自転車専用道としてほぼ整備されているが、市街地などは一般道(車道および歩道)との共用となっており未成区間も在る。
自転車用の道としては、設計概念が古いため 例えば大和高田バイパス沿いを東に進む場合は、南側の歩道[注釈 1]を使って東へ市街地を走行する区間が在る。
奈良県では、平成22年12月に「奈良県自転車利用促進計画」を策定し (愛称)ならクル[2]「C7 せんとの道ルート」の一部として、東へ進む経路は大和高田バイパスの北側へ、西へ進む場合は大和高田バイパスの南側に再整備が進んでいる。
また、葛城川沿いの区間は奈良県道280号大和青垣吉野川自転車道線(京奈和自転車道)の一部として再整備されている。
県道274号線の変遷
[編集]県道274号線 設置当初は、明日香大和高田広陵自転車道線(あすか やまとたかだ こうりょう じてんしゃどうせん)であったが、起終点変更のため、これを廃止し、「明日香大和郡山自転車道線」として路線認定された。
年表
[編集]- 1990(平成 2)年10月1日 路線認定 県道274号線 同年度 着工[1]
- 2001(平成13)年8月24日 明日香大和高田広陵自転車道線廃止、明日香大和郡山自転車道線として路線認定[注釈 2]
- 2006(平成18)年度 完成[1]
明日香大和高田広陵自転車道線
[編集]- 路線廃止 :2001(平成13)年8月24日
- 起点 :明日香村
- 終点 :広陵町
- 路線延長 :約21キロメートル
地理
[編集]主な接続路線
[編集]接続する自転車道 及び サイクリングルート
[編集]- ならクル C 7 せんとの道ルート(奈良→飛鳥)
- ならクル T 5 芋ヶ峠ルート(飛鳥→吉野)
- ならクル T10 大化の改新ルート(飛鳥→宇陀)
- ならクル C16 飛鳥御所ルート(飛鳥→御所)
- ならクル C 1 上ツ道ルート(奈良公園→橿原神宮)
- 大和中央自転車道
- ならクル C 5 南下ツ道ルート(田原本→橿原神宮)
- ならクル C12 かぐや姫ルート(田原本→香芝)
- ならクル C 8 物部ルート(石上神宮→広陵)
- ならクル C 9 法隆寺ルート(大和小泉駅→法隆寺駅)
- 奈良自転車道
飛鳥葛城自転車道から目印と成る 沿線施設
[編集]- 石舞台古墳
- 橘寺
- 甘樫丘
- かしはら万葉ホール
- 神武天皇陵
- 橿原市総合プール(橿原運動公園)
- 新堂ランプ(大和高田バイパス)
- 大和高田清掃センター
- 奈良スクラップセンター
- 広陵運動公園
- 奈良県第二浄化センタースポーツ広場
- 御幸橋(大和川)
- 大洋ナット工業
- 慈光院
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 自転車通行可能な歩道
- ^ 奈良県道路環境課に確認済
- ^ リンク内の「サイクリングロード」はリンク切れ、「公園に行こう!」内のそれぞれのゾーンのウォーキングマップに自転車道の記載が残っている。. 2017年3月15日閲覧。
出典
[編集]
関連項目
[編集]- 奈良県の県道一覧
- 奈良県道266号奈良西の京斑鳩自転車道線(奈良自転車道)
- 奈良県道273号大和郡山田原本橿原自転車道線(大和中央自転車道)
- 日本の自転車道一覧