太田宇兵衛
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太田 宇兵衛(おおた うへい、1862年1月4日(文久元年12月5日)[1] - 没年不明)は、日本の商人(履物商)[2]、資産家[3]。大阪履物卸商同盟会会長。族籍は大阪府平民[4]。大阪府多額納税者[5]。
人物
[編集]太田卯兵衛の長男[4]。1883年、家督を相続した[4]。履物商を営み大阪府多額納税者であった[5]。大阪履物卸商同盟会を起こして組長に挙げられた[1]。貴族院多額納税者議員選挙の互選資格を有した[2]。住所は大阪市東区南本町[3]。
家族・親族
[編集]- 太田家
- 父・卯兵衛(大阪府平民)[4]
- 妹・たき(1872年 - ?、大阪、伏見伊兵衛の妻)[5]
- 弟
- 妻・ひろ(1867年 - ?、大阪、田中杢兵衛の三女)[5]
- 養子・宇兵衛[5](1883年 - ?、長女テルの夫、京都府人・三上勘兵衛の三男[6]、1909年に東大法科を卒業[6]、1931年に家督を相続し、前名・唯吉を改め襲名[6]、花緒卸商、大阪府多額納税者、趣味は茶道、謡曲[6]、宗教は真宗[6])
- 女・テル(1886年 - ?、養子唯吉の妻)[5]
- 女・アイ(1888年 - ?)[5]
- 女・せい(1893年 - ?)[5]
- 孫[5]
- 親戚
- 清滝幸次郎(池田実業銀行頭取) - 清滝の養母ナカは田中杢兵衛の二女。
脚注
[編集]- ^ a b 『大正人名辞典』935頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2018年6月7日閲覧。
- ^ a b 『貴族院多額納税者名鑑』45頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2017年9月16日閲覧。
- ^ a b 『全国五十万円以上資産家表 時事新報社第三回調査』7頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2017年9月16日閲覧。
- ^ a b c d 『人事興信録 第4版』を100頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2017年9月16日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k 『人事興信録 第9版』オ163-164頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2017年9月16日閲覧。
- ^ a b c d e 『人事興信録 第11版 上』オ222頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2017年9月16日閲覧。
参考文献
[編集]- 人事興信所編『人事興信録 第4版』人事興信所、1915年。
- 『全国五十万円以上資産家表 時事新報社第三回調査』時事新報社、1916年。
- 東洋新報社編『大正人名辞典』東洋新報社、1917年。
- 織田正誠編『貴族院多額納税者名鑑』太洋堂出版部、1926年。
- 人事興信所編『人事興信録 第9版』人事興信所、1931年。
- 人事興信所編『人事興信録 第11版 上』人事興信所、1937-1939年。