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太刀光昭洋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

太刀光 昭洋(たちひかり あきひろ、1943年5月19日 - 没年不明 )は、山口県下関市出身で高砂部屋に所属した元大相撲力士。本名は小戸 昭洋(おど あきひろ)。181cm、105kg。最高位は東十両7枚目。得意技は左四つ、寄り。

経歴

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山口県立水産高等学校の時に全国高校選手権で準優勝の活躍を見せ、それを聞いた多数の相撲関係者に勧誘されたが、ある部屋を訪ねると関取衆の体格が余りに大きいのに驚いて拓殖大学へ進学した。しかし、大学1年生の時、学生出身力士の豊山勝男大関になる活躍を見て、卒業後の入門を秘かに決意した[1]1966年1月場所、高砂部屋から幕下付出で初土俵。出世は早くなかったが、1970年3月場所に4年がかりで十両昇進を果たす。そこから2場所連続で8勝7敗と勝ち越すが、7月場所は3勝12敗と大きく負け越し、翌9月場所に幕下陥落。そして翌11月場所をもって27歳で廃業した。廃業後は漁業に従事した後で会社に勤務した。

主な成績

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  • 通算成績:116勝111敗7休 勝率.511
  • 十両成績:19勝26敗 勝率.422
  • 現役在位:30場所
  • 十両在位:3場所

場所別成績

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太刀光 昭洋
一月場所
初場所(東京
三月場所
春場所(大阪
五月場所
夏場所(東京)
七月場所
名古屋場所(愛知
九月場所
秋場所(東京)
十一月場所
九州場所(福岡
1966年
(昭和41年)
幕下付出50枚目
5–2 
東幕下33枚目
3–4 
西幕下38枚目
4–3 
西幕下34枚目
5–2 
東幕下20枚目
5–2 
東幕下13枚目
3–4 
1967年
(昭和42年)
東幕下18枚目
4–3 
西幕下14枚目
4–3 
西幕下18枚目
4–3 
東幕下14枚目
4–3 
西幕下11枚目
3–4 
西幕下13枚目
3–4 
1968年
(昭和43年)
西幕下17枚目
4–3 
東幕下12枚目
3–4 
東幕下14枚目
5–2 
東幕下7枚目
5–2 
西幕下3枚目
4–3 
東幕下2枚目
2–5 
1969年
(昭和44年)
東幕下8枚目
3–4 
西幕下11枚目
3–4 
東幕下15枚目
4–3 
東幕下11枚目
4–3 
西幕下5枚目
4–3 
東幕下3枚目
4–3 
1970年
(昭和45年)
西幕下筆頭
4–3 
西十両13枚目
8–7 
東十両10枚目
8–7 
東十両7枚目
3–12 
東幕下2枚目
1–6 
西幕下18枚目
引退
0–0–7
各欄の数字は、「勝ち-負け-休場」を示す。    優勝 引退 休場 十両 幕下
三賞=敢闘賞、=殊勲賞、=技能賞     その他:=金星
番付階級幕内 - 十両 - 幕下 - 三段目 - 序二段 - 序ノ口
幕内序列横綱 - 大関 - 関脇 - 小結 - 前頭(「#数字」は各位内の序列)

改名歴

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  • 小戸 昭洋(おど あきひろ)1966年1月場所 - 1966年11月場所
  • 太刀光 昭洋(たちひかり あきひろ)1967年1月場所 - 1970年11月場所

参考文献

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  • 大相撲力士名鑑平成13年版、水野尚文、京須利敏、共同通信社、2000年、ISBN 978-4764104709

出典

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関連項目

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外部リンク

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