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天野こずえ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
天野 こずえ
生誕 (1974-05-26) 1974年5月26日(50歳)
日本の旗 日本埼玉県
国籍 日本の旗 日本
活動期間 1994年 -
代表作ARIA
浪漫倶楽部
受賞 1993年:第6回ビッグルーキー大賞、ビッグステップ賞
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天野 こずえ(あまの こずえ、本名同じ[1]1974年5月26日 - )は、日本女性漫画家。旧ペンネームは天野 梢(読みは同じ)。埼玉県出身。血液型はA型。代表作は『ARIA』・『浪漫倶楽部』・『あまんちゅ!』など。

略歴

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人物

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商業誌への連載の傍ら、同人誌の執筆をしていたが、現在は多忙のため行っていない。単行本の著者近影に必ず飼いを載せる、飼い猫の名前『ARIA』をそのままタイトルにしてしまうなど、大の愛猫家として知られており、懐妊した時は家族やアシスタントからも冗談混じりに「はたして猫より愛せるのか」と言われたほど。以前は「みーすけ」と「アリア」という2匹の猫を飼っていたが、どちらも『ARIA』連載中に他界している。現在は「ちゃ」(家に来た当時は「ありあ」)と「お姫」と新たにやってきたお姫の兄「てん」という3匹の白猫を飼っている。

夫は親友の女性漫画家の弟[2]

趣味はショッピングゲームドラゴンクエストシリーズファイナルファンタジーシリーズMOTHERシリーズ)、特技は立ったまま寝ること。「ぎゃーす!!」が口癖。『ARIA』の声優陣とは親交深く、特に斎藤千和と親交が深く『ARIA』での四つ葉のクローバーのエピソードは、斎藤が天野に仕事上の悩みを相談したことから生まれた。

かつては『AMANO COMPANY』という自身の個人サイトで原画やイラストなどを公開していたが、現在は閉鎖。使われていたドメインは他者の手に渡ったと思われ、作者を紹介するページに変更されている。『ARIA』連載中に巻末で見られた読者へのメッセージも兼ねた「ものぐさ倶楽部」だが、『あまんちゅ!』になってからは見られなくなっている。『コミックブレイド』2010年7月号から『あまんちゅ!』の連載が3ヶ月に1度となり、10月号にて懐妊が発表され、出産を終え子育ても一段落したことにより2012年4月号から月刊連載に戻っている。

作品

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既刊一覧

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  • 浪漫倶楽部(全6巻) - 旧エニックス版は絶版、マッグガーデンによって新装版が発売。
  • 夢空界 - 短編集。「前夜祭」「いちごちゃんパニック」「刹那の夏」「小さな聖夜」「夢空界〜開く夢の扉〜」収録。同上。
  • 空の謳 - 短編集2作目。「空の謳」「魔法の郵便屋さん」「ANGEL VOICE」「アース Episode II A Planet Named EARTH」収録。同上。
  • クレセントノイズ(全6巻) - 絶版。
  • おひさま笑顔 - 少女漫画短編集。「おひさま笑顔」「魔法のひまわりくん」「アキ色マーチ!」「おさかな狂想曲」収録。絶版だが、マッグガーデンによって「向日葵」に改題され復刊。
  • AQUA(全2巻) - 旧エニックス版絶版。マッグガーデンによって新装版が発売。旧版2巻に読切作品「オセロゲーム」同時収録。新装版2巻に読切作品「SpecialNavigation」を同時収録。
  • ARIA(全12巻) - 『AQUA』からの続編として、人物・設定はそのままで連載された。
  • あまんちゅ!(全17巻)
  • ままんちゅ!(全2巻) - 作者自身の妊娠・出産・子育てを描いたエッセイ漫画。
  • ARIA 完全版(全7巻) - 『AQUA』『ARIA』両題を全7巻構成の完全版。
  • Colori Colore Creare(既刊5巻)

その他

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新装版について

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『浪漫倶楽部』、『夢空界』、『空の謳』(以上ガンガンコミックス)、『AQUA』、『向日葵(おひさま笑顔 改題)』(以上ステンシルコミックス)は、現在ブレイドコミックスから新装版が発売され、以下の変更がある。

  • 表紙、サイズ、一部収録順の変更。
  • 巻末コーナー(ものぐさ倶楽部)の削除。
  • 『AQUA』2巻 - 読切作品「オセロゲーム」削除、代わりに他雑誌に掲載された「SpecialNavigation」を収録。

アシスタント

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脚注

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  1. ^ 「新株式発行並びに株式売出届出目論見書 平成15年8月」マッグガーデン
  2. ^ ままんちゅ登場人物紹介より

外部リンク

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