大館カントリークラブ
大館カントリークラブ Odate Country Club | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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所在地 |
日本 秋田県大館市比内町扇田字横沢128-1 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
概要 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
開業 | 1968年(昭和43年)10月1日 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
運営 | メンバーシップコース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
設計 | 丸毛 信勝 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
運営者 | 大館観光開発 株式会社 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
コース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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その他 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
公式サイト | 大館カントリークラブ |
大館カントリークラブ(おおだてカントリークラブ)は、 秋田県大館市にあるゴルフ場である。
概要
[編集]1955年(昭和30年)代、秋田県の大館地方は黒鉱ブームにより、日本鉱業株式会社、同和鉱業株式会社、三菱金属鉱業株式会社などの企業が進出し経済は活発だった[1]。それら企業の幹部が東京から来るたびに「ゴルフ場はないのか」「大館にもゴルフ場を」という声が高まっていった[1]。
1961年(昭和36年)9月、「秋田カントリー倶楽部」(設計・特別委員会)が9ホールのゴルフ場を開場させた[1]。その頃、大館では日本鉱業釈迦内鉱山の敷地内に、1ホールの両端を2グリーンにしたゴルフコースを造りプレーしていた者がいた、所長の坂崎英生(後・初代キャプテン)である[1]。
1962年(昭和37年)、大館に初めてのゴルフショップ・山城運動具店を山城雄作(後・初代専務取締役)が開店し、プライベートコンペ・山城杯が発足された[1]。そのリーダーだったのが緑川大二郎(後・初代理事長)と山城雄作である[1]。ゴルフ場の建設用地を選んだのは緑川で、大館市比内町扇田字横沢に決定した[1]。比内地域は、戦時中は満蒙開拓青少年義勇軍のグライダー訓練場で、日輪兵舎、横沢滑走道場などがあった[1]。建設候補地はその他、岩手県に近い大湯の黒森山山麓も上がっていた[1]。
1967年(昭和42年)12月、新たなゴルフ場の建設に向けて経営母体「大館観光開発株式会社」を設立した[1]。1968年(昭和43年)10月1日、コース設計を木村尚文と高橋明の二人に依頼し、造成工事が着工され、インコース9ホールが完成し、開場された[1]。
1968年(昭和43年)5月、ゴルフ場に来訪した陳清波プロから「100ヤード前後のパー3は避けるべき」との助言を受けた[1]。その後、1975年(昭和50年)9月1日、コース設計を丸毛信勝に依頼し、増設のアウトコース9ホールが完成し、18ホール、6,686ヤード、パー72規模のゴルフ場が完成された[1]。
所在地
[編集]〒018-5701 秋田県大館市比内町扇田字横沢128-1
コース情報
[編集]- 開場日 - 1968年10月1日
- 設計者 - 丸毛 信勝
- 面積 - 700,000m2(約21.1万坪)
- コースタイプ - 丘陵コース
- コース - 18ホールズ、パー72、6,686ヤード、コースレート71.8
- フェアウェー - コウライ
- ラフ - ノシバ
- グリーン - 1グリーン、ベント
- ハザード - バンカー60、池が絡むホール6
- ラウンドスタイル - キャディ・セルフ選択可、全組乗用カート使用、1組4人原則だが状況によりツーサム可
- 練習場 - 12打席230ヤード
- 休場日 - 冬季クローズ12月上旬〜3月中旬まで[2][3]
クラブ情報
[編集]ギャラリー
[編集]交通アクセス
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l m 『美しい日本のゴルフコース BEAUTIFUL GOLF CULTURE IN JAPAN 日本のゴルフ110年記念 ゴルフは日本の新しい伝統文化である』、ゴルフダイジェスト社「美しい日本のゴルフコース」編纂委員会編、「秋田県4番目のコースは鉄鉱に沸いた大館のグライダー訓練場跡に誕生」、東京 ゴルフダイジェスト社、2013年12月、2021年5月21日閲覧
- ^ a b 「大館カントリークラブ」、ゴルフダイジェスト、2021年5月21日閲覧
- ^ a b 「大館カントリークラブ」、ゴルフホットライン、2021年5月21日閲覧
- ^ a b 「大館カントリークラブ」、アクセス、2021年5月21日閲覧
関連文献
[編集]- 『ゴルフ場ガイド 東版』、2006-2007、「大館カントリークラブ」、東京 ゴルフダイジェスト社、2006年5月、2021年5月21日閲覧
- 『美しい日本のゴルフコース BEAUTIFUL GOLF CULTURE IN JAPAN 日本のゴルフ110年記念 ゴルフは日本の新しい伝統文化である』、ゴルフダイジェスト社「美しい日本のゴルフコース」編纂委員会編、「秋田県4番目のコースは鉄鉱に沸いた大館のグライダー訓練場跡に誕生」、東京 ゴルフダイジェスト社、2013年12月、2021年5月21日閲覧