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大野咲慎祐

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

大野咲 慎祐(おおのさき しんすけ、1937年7月21日 - 没年不明 )は、伊勢ヶ濱部屋荒磯部屋、伊勢ヶ濱部屋に所属した元大相撲力士。本名は鈴木 晋。現在の秋田県北秋田市出身。174cm、92kg。最高位は西十両4枚目。得意技は左四つ、寄り。

経歴

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1951年9月場所に初土俵。当初は序ノ口、序二段で勝ち越せずに苦戦したが、1954年9月場所で入門して初めての勝ち越しを決めると、そこから勝ち越しを続けていき、1961年5月場所に十両昇進。1961年11月場所には自己最高位となる十両4枚目まで番付を上げるも入幕は果たせなかった。1962年9月場所で幕下陥落すると、以降十両へ復帰できずに幕下下位で3勝4敗と負け越した1963年9月場所限りで廃業した。

主な成績

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  • 通算成績:248勝256敗12休 勝率.492
  • 十両成績:54勝66敗 勝率.450
  • 現役在位:60場所
  • 十両在位:8場所
  • 各段優勝
    • 幕下優勝:1回(1961年3月場所)

場所別成績

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大野咲 慎祐
一月場所
初場所(東京
三月場所
春場所(大阪
五月場所
夏場所(東京)
七月場所
名古屋場所(愛知
九月場所
秋場所(東京)
十一月場所
九州場所(福岡
1951年
(昭和26年)
x x x x (前相撲) x
1952年
(昭和27年)
東序ノ口8枚目
1–7 
x 東序二段28枚目
2–6 
x 西序二段23枚目
2–6 
x
1953年
(昭和28年)
東序二段23枚目
4–4 
東序二段14枚目
3–5 
西序二段17枚目
4–4 
x 西序二段8枚目
4–4 
x
1954年
(昭和29年)
西序二段3枚目
4–4 
西三段目59枚目
2–5–1 
東三段目67枚目
2–6 
x 東序二段筆頭
5–3 
x
1955年
(昭和30年)
東三段目58枚目
6–2 
東三段目27枚目
4–4 
東三段目22枚目
4–4 
x 西三段目17枚目
6–2 
x
1956年
(昭和31年)
東幕下63枚目
5–3 
東幕下50枚目
休場
0–0–8
西三段目筆頭
4–4 
x 東幕下72枚目
6–2 
x
1957年
(昭和32年)
西幕下58枚目
6–2 
東幕下39枚目
4–4 
西幕下38枚目
5–3 
x 東幕下32枚目
4–4 
東幕下30枚目
2–6 
1958年
(昭和33年)
東幕下41枚目
4–4 
西幕下40枚目
7–1 
西幕下19枚目
5–3 
東幕下11枚目
2–6 
西幕下21枚目
4–4 
東幕下20枚目
3–5 
1959年
(昭和34年)
西幕下24枚目
5–3 
東幕下18枚目
3–2–3 
東幕下20枚目
5–3 
西幕下13枚目
5–3 
西幕下12枚目
4–4 
西幕下11枚目
2–6 
1960年
(昭和35年)
西幕下26枚目
6–2 
西幕下10枚目
5–3 
東幕下7枚目
3–5 
東幕下12枚目
6–1 
東幕下3枚目
3–4 
東幕下5枚目
4–3 
1961年
(昭和36年)
西幕下4枚目
3–4 
西幕下5枚目
優勝
7–0
東十両16枚目
10–5 
東十両7枚目
6–9 
西十両10枚目
9–6 
西十両4枚目
5–10 
1962年
(昭和37年)
西十両10枚目
7–8 
東十両12枚目
6–9 
西十両15枚目
7–8 
西十両17枚目
4–11 
東幕下5枚目
0–7 
東幕下38枚目
3–4 
1963年
(昭和38年)
西幕下42枚目
3–4 
西幕下46枚目
6–1 
西幕下27枚目
2–5 
西幕下37枚目
2–5 
西幕下54枚目
引退
3–4–0
x
各欄の数字は、「勝ち-負け-休場」を示す。    優勝 引退 休場 十両 幕下
三賞=敢闘賞、=殊勲賞、=技能賞     その他:=金星
番付階級幕内 - 十両 - 幕下 - 三段目 - 序二段 - 序ノ口
幕内序列横綱 - 大関 - 関脇 - 小結 - 前頭(「#数字」は各位内の序列)

改名歴

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  • 二ツ井(ふたつい)1951年9月場所 - 1953年5月場所
  • 荒政晋(あらまさ すすむ)1953年9月場所 - 1959年3月場所
  • 大野咲 慎祐(おおのさき しんすけ)1959年5月場所 - 1963年9月場所

参考文献

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  • 大相撲力士名鑑平成13年版、水野尚文、京須利敏、共同通信社、2000年、ISBN 978-4764104709

関連項目

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外部リンク

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