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大谷剛彦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

大谷 剛彦(おおたに たけひこ、1947年(昭和22年)3月10日 - )は、日本の元裁判官東京都出身。東京大学法学部卒業。最高裁判所事務総長大阪高等裁判所長官、最高裁判所判事(2010年(平成22年)6月17日-2017年(平成29年)3月9日)を歴任。ジャーナリストの大谷昭宏は実兄。東大ではラグビー部に在籍していた[1]。最高裁判所判事には同じ大谷姓の大谷直人(第19代最高裁判所長官)がいるため、混同されやすいが縁戚関係は無い。

経歴

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主な判決等

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  • 2011年6月7日:広島連続保険金殺人事件において、死刑はやむを得ないとし、被告の上告を棄却。死刑が確定。
  • 2011年6月21日:君が代起立訴訟において、起立命令は合憲とし原告の上告を棄却。
  • 2011年10月25日:混合診療訴訟において、混合診療の禁止を適法とし原告の上告を棄却。
  • 2011年11月21日:横浜弁護士殺害事件において、原告の上告を棄却。無期懲役が確定。
  • 2011年12月19日:Winny事件において、Winny開発者の金子勇に対する著作権法違反幇助容疑に係る訴訟で、被告人に公衆送信権侵害の罪の幇助犯が成立しないとする多数意見に対し、同幇助犯が成立するとする反対意見を述べた[4]。大谷を除く裁判官の多数意見により検察官の上告は棄却され、金子の無罪が確定した。
  • 2017年2月20日:米軍基地建設反対運動での逮捕者の長期勾留(4ヶ月)の保釈を求める特別抗告を棄却[5]

脚注

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外部リンク

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