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大西正隆

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

大西 正隆(おおにし まさたか、1946年 - )は、日本開発者設計士である。

概要

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本名、田中康一。1946年(昭和21年)神奈川県川崎市生まれ。第二級アマチュア無線技士

1968年(昭和43年)、東京芝浦電気(現 東芝)に入社。音響関連商品の開発・設計部門に配属。半導体部門で開発された新しいトランジスタのオーディオアンプへの適合評価を主に行う。

1971年(昭和46年)、ソニーに転籍。オランダフィリップス社から開発・規格提案がされたコンパクトカセットの商品開発部門などに所属。管理職になってから米国勤務などを経て、1998年(平成10年)にKTエレクトロニクスを設立。以降、真空管アンプの開発・製造・販売を行っている。

1995年(平成7年)から1999年(平成11年)にかけてラジオ技術誌に真空管アンプの設計・製作を中心に15モデルを発表。送信管を使用したパワーアンプなど難易度の高い物も含まれていた。また2000年(平成12年)からは管球王国誌への投稿を開始。こちらは比較的作りやすく価格も意識した製品が多い。

2006年(平成18年)には科学技術振興機構(JST)の映像教育番組「made in Akihabara 全13回」への映像製作に参画。番組の監修・出演も行う。