大芝大橋
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大芝大橋 | |
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基本情報 | |
所在地 |
広島県東広島市 安芸津町小松原 - 安芸津町大芝西 |
交差物件 | 瀬戸内海 |
座標 | 北緯34度16分36.0秒 東経132度47分24.2秒 / 北緯34.276667度 東経132.790056度座標: 北緯34度16分36.0秒 東経132度47分24.2秒 / 北緯34.276667度 東経132.790056度 |
地図 | |
関連項目 | |
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大芝大橋(おおしばおおはし)は、広島県東広島市(旧豊田郡安芸津町)にある、本州と大芝島とを結ぶ道路橋である。
概要
[編集]1993年着工、1997年10月開通[1]。総事業費33億円[1]。県農林の補助事業「大芝地区農林漁業用揮発油税財源身替農道整備事業」により整備された農道橋であり、現在は東広島市が管理している[2]。
国道185号途中のT字路を曲がると見えてくる。海面から約18.0メートル上を通る[3]。離合箇所が2つある車道幅員4.0メートルと狭いこともあり大型車は通行不可[1][3]。
構造
[編集]諸元
[編集]- 路線名:農道小松原大芝線[2]
- 総橋長:470メートル[2]
- 最大支間長:210メートル[2]
- 幅員:5.0メートル(車道4.0メートル)[2]
- 主径間橋種:2面吊ハープ型PC斜張橋[2]
- 主塔高 : 65.14m(本土側)、70.81m(島側)[2]
- 航路限界 : 18m[2]
- 設計 : 長大[4]
- 施工 : 三井住友建設[5]
特徴
[編集]1997年土木学会田中賞作品部門受賞。PCによる斜張橋であり、この橋種としては2014年現在全国9番目の長さになる[2]。
架橋は高強度コンクリートを用いたプレキャストセグメント工法を用いており、この工法のPC斜長橋としては日本最長の支間長である[2][4]。基礎工には多柱式基礎を用い、下部工には工期短縮のためプレキャスト型枠を用いている[4]。
同時期に竣工した平羅橋とともにPC斜張橋における技術的向上に貢献した橋でもある[2]。
脚注
[編集]参考資料
[編集]- 1997年土木学会田中賞受賞作品 - 土木学会
- 大芝大橋 - 広島県