大瀬欽哉
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大瀬 欽哉(おおせ きんや、1891年(明治24年) - 1991年(平成3年))は、日本の歴史家。鶴岡市立図書館館長、(社)荘内文化財保存会理事、山形県地域史研究協議会副会長、栄典・称号は、勲六等単光旭日章・鶴岡市名誉市民。
来歴
[編集]1891年(明治24年)山形県鶴岡市家中新町に銀行員の大瀬正の四男として生まれる。荘内中学校(山形県立鶴岡南高等学校)を経て、山形師範学校第二部卒業。西田川郡で高等小学校の教師を務める。1936年(昭和11年)鶴岡市立図書館に司書として勤務し、同図書館館長を務める。1950年(昭和25年)以文会(現・致道博物館)が設立され評議員に就任。1955年(昭和30年)図書館館長を退職。
1961年(昭和36年)高山樗牛賞、1971年(昭和46年)第17回斎藤茂吉文化賞を受賞し、1979年(昭和54年)12月1日勲六等単光旭日章を受章した。1987年(昭和62年)鶴岡市名誉市民顕彰。
1991年(平成3年)死去。99歳没。
著作物
[編集]著書
[編集]- 出版年不明 『郷土のおいたち』
- 1952年(昭和27年) - 『郷土成田新田のあゆみ』 東郷村成田新田協議委員会
- 1955年(昭和30年) - 『庄内史年表』
- 1957年(昭和32年) - 『城下町鶴岡』 鶴岡市教育研修所社会科同好会
- 1959年(昭和34年) - 『黒川能史料』
- 1961年(昭和36年) - 『山形県史 鶏肋編 上 下二巻』
- 1962年(昭和37年) - 『鶴岡市史(上)』
- 1973年(昭和48年) - 『鶴岡百年のあゆみ - 続 城下町鶴岡 - 』 鶴岡郷土史同好会
- 1974年(昭和49年) - 『三川町史』 編纂:三川町
- 1993年(平成5年) - 『追慕大瀬欽哉先生』 編纂:鶴岡市
共著
[編集]- 1970年(昭和45年) - 『山形県立鶴岡南高等学校八十年史』 斎藤正一・佐藤誠朗(共著) 創立80周年記念事業期成同盟会
- 1994年(平成6年) - 『山形県立鶴岡南高等学校百年史』 斎藤正一・佐藤誠朗(共著) 鶴岡南高校・鶴翔同窓会